2016年2月16日火曜日

キューバ旅行記 (8)バラデロ


1月27日、革命広場の次は
ランチの場所に移動しました。

南国風のコテージが点在する異国情緒たっぷりの所でした。



ランチをしたレストラン 2016.1.27


皆さん、ランチにビールです


ランチの後は
キューバ最大のビーチリゾート、バラデロに向かいます。

バラデロ Varadero は大西洋に向かって細長く伸びる半島で、
そのビーチは約28Kmにも及び、細かい白砂と遠浅の美しい海が続きます。

大西洋に細長く延びたバラデロ


1930年頃には
アメリカの大富豪デュポンをはじめ、お金持ちのアメリカ人が次々と別荘を建てましたが、
1959年に革命が起こると、オーナー達はマイアミに亡命。

残ったすべての別荘、美しいビーチがキューバ共和国のものとなり、
かつての別荘は観光客用の施設となったうえ、
今では
ヨーロッパの資本によって大型のリゾートホテルが次々と建てられています。

バラデロのゴルフ場


私達が宿泊したホテル「メリア・マリナ・バラデロ」も
前回の トリニダーのホテル と同じく all-inclusive で
宿泊料金に全ての飲食代が含まれています。

敷地がとても広く、施設も充実している大変良いホテルでした。

ヨットハーバーから見たホテル(メイン・エントランスとは反対側)


部屋はバスルームも広く、バスタブとは別に大きめのシャワー室があります。
海やプールで泳いだあと使うのに便利そうです。

宿泊したバラデロのホテルの部屋



部屋のバルコニーからすぐそばのプール、遠くにはビーチが見えます。

ホテルの部屋のバルコニーから見る西側の景色


部屋に荷物を置いて
ホテルの敷地を歩いてみました。

バラデロは海に突き出た細長い半島ですので、
ホテルからは西側と東側の海が見えます。

上の写真の西側の景色の反対側に降りてみますと、
綺麗なヨットハーバーが現れます。

ハーバーに沿っていろいろなお店が並び、その中のスーパーで買い物をしました。
そこはホテルに長期滞在する人向けのスーパーで、値段が高いという事でしたが、
以前ドライブインで買ったものと同じコーヒーが1/3の値段でした!

ヨットハーバー・・・沢山の綺麗なヨットが並んでいます


ヨットハーバー


ヨットハーバーから反対側に回って
ビーチの方に行きました。

もう4時半頃でしたが、泳いでいる人がいましたし、
ツアー仲間の女性は泳ぎ終わってビーチチェアで寛いでいました。
私も水着を持ってくればよかったと、つくづく後悔しました。




バラデロのホテルのビーチ・・まだ泳いでいる人が少しいました・・・午後4時半ごろ


キューバ政府が観光業に力を入れていることは知っていましたが、
これほど大規模で素晴らしいとは知りませんでした。

バラデロは国際空港があるハバナ市内から車で2時間ほど東にある所ですので、
海外からのリゾート客にとっても便利だと思います。

キューバを訪れる観光客は
カナダが一番で、次がドイツ。フランス人も多いそうです。
カナダは近いですし、直行便もありますので肯けます。

他のホテルや観光地でも英語より
ヨーロッパの言語(ドイツ語やフランス語以外も)を聞くことが多かった気がします。

アジアからの観光客は日本人が一番多く、
車や電化製品をキューバにたくさん輸出している中国や韓国の人達は少ないそうです。

このバラデロこそもっとゆっくりしていたい、
そんな思いを抱かせてくれたリゾートでした。


明日はバラデロに別れを告げ、
ヘミングウェイの「老人と海」の舞台となったコヒマルに行きます。

それで私達のキューバ旅行も終わりとなります。



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