2012年12月28日金曜日

ジョン・レノンの言葉

ここ数日積もるような雪は降っていませんが、
毎日寒く、昨日の最低気温はマイナス15℃でした。
散歩に出るとき、頬が凍るようでスキー場にいるみたいです。
それでも散歩の後半になると体が温まり、コートのボタンを外すくらいになります。

クリスマスには久しぶりに何人かの知り合いに会えましたし、
先日は別荘オーナー達の忘年会があり、新しい出会いを得、楽しい時間を過ごしました。

そして今年も残りわずかです・・・

散歩中のランディ by Poran111


◆◇◆

少し前Facebookで紹介され、私もシェアしたジョン・レノンの言葉。

「人の言うことは気にするな。
【こうすれば、ああ言われるだろう・・・】
こんなくだらない感情のせいで
どれだけ多くの人が、やりたいこともできずに
死んでいくのだろう・・・。」

ジョン・レノン by Poran111

わかりきったことなのに
この言葉に惹かれてしまうのは、
こうありたいと願いながら
「こんなくだらない感情」に捕われている自分を見るからでしょう。

月日が経つのが速すぎて、あっという間に歳を重ねています・・・
もう早々に「くだらない感情」からすっかり脱却して、自分らしく生きていこうと思います。


2012年12月24日月曜日

A Happy Christmas !


Wishing you 
Christmas happiness
to warm your heart and home
 with special joy


image from www.flickr.com
 ステンドグラスのクリスマスツリー 底辺50cmx高さ98cm 



image from www.flickr.com
 三角錐のランプです(2003.11月制作)



皆様、素敵なクリスマスを・・・

今年も
Celine Dion が歌う Happy Christmas を
お贈りします。






2012年12月11日火曜日

ケーキ作り

今日午前中は青空が広がり良いお天気でしたので、
朝の散歩は見晴らしの良いコースを歩きました。

蓼科山は全身に雪を被り、美しい青空の下
白く輝いているようでした。
残念ながら
雲の流れが速く、次から次へと山の頂を覆います。
しばらく待っていましたが、
雲が途切れることがなく、
雲のないすっきりした写真は撮れませんでした。

雪の蓼科山 2012.12.11 by Poran111

雲が途切れるのを待つ間、
ランディは下の景色を眺めていました^^

下を覗くランディ 2012.12.11 by Poran111


家に戻って屋根を見ますと
今年もツララが出来始めていました。
冬も真っ盛りになると
ツララの一部がすごく太く長くなり、地面まで到達します。
今シーズンもそんなツララが見られることでしょう。

少しずつ成長しているツララ 2012.12.11 by Poran111


◆◇◆

クリスマスシーズンになると作るダークフルーツケーキ。
→去年★フルーツケーキ

数か月ほどラム酒とブランデーに漬け込んだドライフルーツを沢山入れて焼きます。
4日前に焼きましたが、ブランデーをたっぷり塗り2週間以上寝かせて
クリスマスに頂きます。

ダークフルーツケーキ 2012.12.8 by Poran111

同じ日に
プラムケーキも焼きました。→去年★プラムケーキ

こちらは3カ月ほど前にブランデーに漬け込んだプラムを刻んで入れます。
ブランデーを塗って一日置いてから食べられますが、
長く寝かせたほうが美味しいです。

4日経った今日切ってみました。
バターも砂糖もダークフルーツケーキの倍くらい使うので
カロリーはかなり高そうです(;一_一)
でもそんなに甘くもなく、重たい感じもなく、
きび砂糖とはちみつを入れた生地と
プラムの甘酸っぱさがマッチした美味しいケーキです。


プラムケーキ 2012.12.11 by Poran111


2012年12月8日土曜日

雪景色とポインセチア

今日も朝起きたらたっぷりの雪。
まずはベランダの雪かきです。
でも雪がまた降り始め、あっという間に雪が積もります。
9時半ころ雪が止みましたので
ランディの散歩に行ってきました。

今年の12月は雪が多いです・・・ by Poran111


↓今日だけでこのくらい降りましたが、
昨日までに積もった雪もあり、
散歩はスパイク付きの長靴です。
主な通りは既に除雪車が来ていましたが、
脇道はまだ除雪されていないので
長靴でなければ歩けません。

今日はこれだけ降りました降りました・・・2012.12.8 by Poran111


一時風も吹いていましたが、
午後遅くなると日が差して来ました。
美しい雪景色です。

雪の午後~庭 2012.12.8 by Poran111
午後の庭 2012.12.8



先月末から作り始めていたポインセチアのステンドグラスは
数日前に完成しました。
完成を目前にしてどうしても気に入らないガラスがあり、
ハンダを熔かしてガラスを取り外し、
新しいガラスに取り替えたりして、ちょっと手間取りました。

家に買い置きしてあったガラスで作ったので
どうしても納得のいく作品とはなりませんでしたが、
このシーズンにふさわしいパネルが出来上がり、
嬉しいです^^


ステンドグラス「ポインセチア」 by Poran111

下の写真は途中経過です。


カッパーテープ巻き、終了・・・この後ハンダづけとなります by Poran111



ステンドグラス用のガラスは単色のもの以外は、
大きなガラス板全体に模様がありますが、
問屋でそのガラスを30cmx30cmくらいにカットして小売りに出すので、
同じ品番でもカットされる場所で
かなり模様の出方が違ってきます。
それで私はステンドグラスのガラスを買う時は
ネットではなく、実店舗で実物を見て買うようにしています。

昔ステンドグラス教室に通っていた時、
先生に連れられてガラス問屋に行った事があります。
その時、私達生徒は欲しいガラスをカットしてもらい、
何枚かに切り出された中から
好きな1枚を買いました。
今から思うと贅沢な買い物をさせて貰ったと思います。

以前にも書きましたが、
ステンドグラスは
使用するガラスでかなり作品の印象が変わり、
それが個性となりますので、
私はガラス選びに一番時間と神経を使います。
でもそれが一番楽しい時間でもあります。


2012年12月4日火曜日

赤いツリーの飾り皿

今日も雪。
朝から昼ごろまで降っていました。

2時頃散歩に出ると
灰色の雲が低く広がっている所と青空と、
空はまだら模様です。

朝の散歩が出来なかったので
ランディは大喜び。

今日の雪はぽったり重そうです。
大きなクリスマスツリーのような木が
あちこちにありました。


大きなクリスマスツリー ~別荘地2012.12.4 by Poran111


我が家では
ガラスで赤いツリーを作りました^^
背景に白い粉で雪模様を入れた飾り皿です。
周りに色とりどりのガラスチップを散らしました。
去年の12月に作ったキャンドルホルダーと同じ形で
大きさを変えました。

普段は皿立てに立てて飾っています。
ちょっと家の中がクリスマスらしく、また明るくなりました。

赤いツリーの飾り皿  2012.12.4 by Poran111



2012年12月3日月曜日

雪の中の散歩

今日も雪道を散歩です。

今年は11月末から雪が降り、
その都度数センチ程度積っていました。

ランディは
子犬の頃から雪が大好き。
雪の中を駆け回ったり、雪をパクパク食べます。

散歩中も雪を食べながら歩くので
時間がかかります。

雪の中の散歩・・・2012.12.3 by Poran111

子犬の頃は心配しましたが、
たくさん食べてもお腹を壊しません・・

「雪、大好き! 美味しいなぁ」 2012.12.3 by Poran111

雪に鼻を突っ込むので
鼻は雪だらけ。

雪を食べて鼻が真っ白です・・ by Poran111

これからはいくらでも雪がたべられるね、ランディ。


家に帰ってステンドグラスのガラスを整理していましたら、
随分前に作ったステンドグラスのツリーが
出てきました。
あまりにも拙い感じなので処分しようかと思ったのですが、
外の道路際に立っている表札の下にぶら下げてみました。

広い空間に小さくて目立たない色。
誰も気づかないと思います・・・
それでも一応クリスマスツリーなので
しばらく飾っておこうと思います。


ガラスのツリー~表札の下にぶらさげて・・・ by Poran111


2012年11月26日月曜日

洋梨のブランデー漬け

今朝起きてみると雪が降っていました。
一時強く降りましたが、
すぐ雨に・・・

天気予報でこの地域が雨でも
山では雪になることが多く、
滑り止め付きの長靴の出番もそろそろかなと思っています。
今月の8日頃
洋梨をブランデーに漬け込みました。
3日後くらいから食べられるとのことだったのですが、
東京へ行ったり、孫が来たりして
バタバタしているうちにすっかり忘れていました。

洋梨のブランデー漬け① by Poran111

水、砂糖、レモンの皮、シナモンスティックを鍋に入れて火にかけ、
ひと煮立ちさせて砂糖を完全に溶かしたら
洋梨を入れて弱火で15~20分煮ます。
洋梨を瓶に入れ、
鍋のシロップと同量のブランデーを注ぎます。
ブランデーは高級品より
中級品のほうがお勧めということもあり、
家にあるもので出来ました^^

つけ汁はソーダで割ったりカクテルに。
洋梨はタルトやパイの中身に。
でも冷やしてホイップクリームをかけるのが一番、
と書いてありましたので、
一番簡単な食べ方で頂きました。
ブランデーがよく滲み込み、シナモンの香りがほのかにして
美味しいデザートとなりました。
ブランデーは2倍に薄まっているのですが、
私は洋梨を半分頂いただけで
頬が熱くなりました。
アルコールに弱いくせに
こういうものは大好きです^^

洋梨のブランデー漬け by Poran111



◆◇◆
さて、
ステンドグラスのポインセチア作りは
順調に進んでいます。

最後まで悩んでいた枠のガラスを決めました。
青にすることは決めていたのですが、
どの青のガラスにするか、決めかねていました。
濃いブルーのガラスにして全体を引き締めようと思っていたのですが、
結局流れるような青の模様のガラスにしました。
少し優しい感じになるかな・・・と思っています。


下の写真は
カットしたガラスをルーターで削っているところです。
かなり大きな音がしますが、ランディは無関心。
邪魔をしません。


ガラスのルーターがけとランディ by Poran111

これからまだまだ作業は続きます。。。



2012年11月23日金曜日

ステンドグラス制作中

今日は朝から雨でした。

連休の初日、生憎のお天気ですが、
明日はいいお天気になるそうです。

昼過ぎから霧が立ち込めてきました。

霧が立ち込めて・・2012.11.23 by Poran111


どんどん濃くなっていきます。


だんだん霧が濃くなります・・2012.11.23 by Poran111


こんな日は家での仕事が捗ります。
それで
クリスマス用のステンドグラスの作業をすることにしました。

毎年クリスマスに向けて何か作りたいと思うのですが、
いつも他の事を優先してしまって
ステンドグラスまで手が回りません。
今年こそは
ポインセチアのパネルを作ろうと思います。

同じデザインのものを10年ほど前に作りましたが、
ステンドグラス教室の作品展で販売して、手元にはありません。

約30cmx40cm、94ピースの作品ですので
クリスマスまでには間に合うと思うのですが・・・


時々ステンドグラスについて
「ガラスに色を塗るのですか?」と聞かれますが、
元々色や模様がついた板ガラス(約30cm角)を使います。

ステンドグラスのガラスは沢山の種類があって
選ぶのに迷うのですが、
今回は家にストックしてあったものから選びました。


カットする前のガラス by Poran111


板ガラスに小さくカットしたピースの型紙を貼り付け、
ガラスカッターで切り取っていきます。↓

カットしたガラス① by Poran111


今日はここまでの作業で終了しました。
この頃には霧も晴れてきました。


カットしたガラスは次の作業まで引出しにしまって置きます by Poran111

今回のピースは小さいので
上のような引出しに色別に仕舞っておきます。

この後、
型紙ぴったりの形に
機械(グラインダー=ルーター)で削ります。

それから銅のテープを巻き、
ピース同士をハンダでくっつけ
ジグソーパズルのように
1枚の絵に仕上げます。

仕上がりは下の図面のような絵になります。


「ポインセチア」の図面 by Poran111


ステンドグラスの制作は
「チューリップのパネル」 以来、約2年半ぶりになります。


2012年11月20日火曜日

リリエンベルグのお菓子

1週間我が家にいた孫が一昨日東京に帰って行きました。

3歳の孫娘はランディと遊んだり、雪だるまを作ったり、
温泉に行ったり、毎日楽しそうに過ごしてくれました。
ランディも孫を遊び友達と思うのか、
孫が寝ていると寝室の襖の前に座って中を窺っています。
起きてくるのを待っているようでした。

ランディとよく遊びました☆ by Poran111

2歳の頃も5日間ほど預かったことがあります。
その時も親を恋しがって困らせることなく過ごしましたが、
まだ当時は幼く抱っこをすることが多かったので、
私たちは足腰が疲れ
5日目にはギブアップしてしまいました。

今回は抱っこすることはあまりなく、
言うことやること一人前で、とても楽でした。
パソコンでYouTubeのアニメを出してあげれば
自分で見たいものを選んで操作し、見ています。
スマホのゲームもサッサと自分でやります。
まさにデジタル・ネイティブ世代ですね。

私のように大人になってからネットやSNSを体験、利用している人間は
デジタル・イミグラント(移民)と呼ばれるそうです^^
先週の土曜日に孫を迎えに来た長男夫婦が
お土産に人気店のお菓子を持ってきてくれました。

川崎市新百合ヶ丘のリリエンベルグのお菓子です。
ここは大変な人気店で並んで待つ人達の為に警備員が出ているとか・・・

私は都会のそういう人気店には全く疎くて、
こういうお菓子を貰うのが一番嬉しいです。
今少しずつ頂いていますが、とっても美味しいです♡
有難う♪

リリエンベルグのお菓子 by Poran111

2012年11月14日水曜日

初の積雪

今朝起きてみると外は一面うっすらと雪化粧。

初の積雪 2012.11.14 by Poran111

小降りの雪だったのでランディを外に出したものの
雪は一向に止みそうもありません。
それですぐ家の中に入れました。

雪とランディ 2012.11.14 by Poran111
雪とランディ 2012.11.14


先週末、孫の七五三のお祝いをするために東京に行ってきました。

私達が蓼科に戻る時「お山に行く!」という3歳の孫娘を連れて来ましたので、
この雪は孫にとって楽しい遊び相手になってくれそうです。



庭も一面の雪景色 2012.11.14 by Poran111



一時期強く降った雪はお昼近くに止み、少し明るくなりました。


ミニログから雪を見る 2012.11.14 by Poran111


(追記)
この後また雪が降り始め、夜も降っています。
結構積もるかもしれません。


2012年11月4日日曜日

松本へ

昨日11月3日文化の日、松本に行ってきました。

松本市美術館で開催されている「草間彌生」展が4日までなので
駆け込みで行くことにしました。
折角松本まで行くのですから他に見たいところがないか調べてみますと、
カトリック松本教会での「聖書人形展」、旧開智学校校舎や旧司祭館など
皆近い所にあるので行ってみることにしました。

まずは「草間彌生 永遠の永遠の永遠」へ。
9時半頃に美術館に着いたのですが、既に満車で少し待ちました。

「草間弥生」展パンフ表 松本市美術館 2012.11.3 by Poran111


「草間弥生」展パンフ裏 松本市美術館 2012.11.3 by Poran111



「草間彌生」展 松本市美術館 2012.11.3 by Poran111

草間彌生さんは1929年松本で種苗業を営む裕福な家庭に生まれました。
10歳頃から繰り返し襲われる幻覚や幻聴から逃れるため
幻覚や幻聴を描きとめる絵を描き始めます。
それは水玉や網目模様をモチーフにした幻想的な絵となりますが、
10歳の時鉛筆で描いた自画像にも全体に水玉模様がありました。
幻覚の苦しさから常に死を願いますが、
母親には理解されませんでした。

その後松本、東京での個展を経て
1957年親の反対を押し切って単身渡米します。

館内の犬・・・「草間彌生」展 by Poran111

在米中
絵画、ソフトスカルプチャー、コラージュ、版画、
環境芸術、野外彫刻、映像など多岐にわたる作品を発表します。

1973年パートナーであったジョゼフ・コーネル氏が死去、
草間さんは日本に帰国します。
死の床にあったコーネル氏は
「死は怖くない。隣の部屋に行くようなものだ」と
草間さんに言ったそうです。

「チューリップに愛をこめて、永遠に祈る」 by Poran111


私は草間さんの作品というと真っ先に南瓜を思い浮かべるのですが、
草間さんの実家に大きな南瓜がたくさんあったのが、
南瓜を描くきっかけとなったそうです。


「かぼちゃ」 by Poran111


今回の展示品はわりと最近のシリーズものが多く、
「愛はとこしえ」(2004年~2007年50点)、
「わが永遠の魂」(2009年~2012年7月時点で190点超の中から64点)
などがありました。

「神をみつめていたわたし」2011年 by Poran111

草間さんはまだまだ描きたいものが沢山あり、
今入院しながら絵を描いています。
重ね塗りする為に下の絵の具が乾く時間が必要なのですが、
乾かすための一晩を待つのさえ待ちきれないそうです。

80歳を過ぎてなお精力的に描き続ける草間さんの姿には
何か不思議な力が秘められているような気がしてなりませんでした。

「大いなる巨大な南瓜」 by Poran111


次に松本城そばのカトリック松本教会に行き、
「聖書人形展」を見てきました。


「聖書人形展」カトリック松本教会 by Poran111

イエス・キリストが捕らわれ十字架上で死、復活するまでのシーン(十字架の道行き)を
小さな人形で表現しています。
真っ暗な部屋で人形にだけライトが当てられ、
数ヶ国語の説明がついていました。
人形も衣装も舞台もシンプルですが
そのシーンの様子がよく表現されていると思いました。

製作者の杉岡広子さんは
洋裁や服飾デザインを学んだ後、アマチュア劇団で舞台衣装を担当。
1998年カリフォルニア・ルーテル聖書学院で2年間聖書を学びます。
その後近畿福音ルーテル教会牧師の杉岡氏と結婚。
2001年聖書人形を作り始めます。
2002年宣教師としてタイに赴任の決まったご主人と
お子さん二人と一緒にバンコクに移住しました。
2009年3月日本に帰国。
その後も各地でバイブルドール・ミニストーリー展を開催されています。

今回集まった募金は
彼女が洋裁を教えていた「恵みの家」(シングルマザーの家 バンコク)へ
寄付されるそうです。


「聖書人形展」(カトリック松本教会)2012.11.3 by Poran111


松本教会から車で数分の所に旧開智学校校舎があり、
その隣には現在の開智小学校が建っています。

旧開智学校(小学校)は1872年(明治5年)の学制発布を受け、
同年5月に廃寺を利用して開校しましたが、
明治9年、東京の開成学校を模した校舎が新しく建設されました。
90年間使用された後、女鳥羽川のほとりから現在地に移築復元。
近代の学校建築として最初の重要文化財に指定されています。

東西南北の風見鶏を配した八角塔がそびえ、
各窓に舶来のギヤマンを取り付けた白亜の広大華麗な校舎でした。
和風と洋風を組み合わせた擬洋風建築で、
当時大きな建物は松本城くらいでしたので、
人々は大層驚いたことでしょう。
工事費の約7割を松本町民が寄付したそうですが、
教育にかける人々の熱意が伝わります。

旧開智学校内部 by Poran111



旧開智小学校校舎のすぐ隣に
松本カトリック教会の旧司祭館が移築されていました。
アーリーアメリカン風の建物で
内部は各部屋に暖炉があったり、洒落た家具が置いてありました。

旧司祭館(松本カトリック教会) by Poran111


この日は「まつもと市民祭」があり、街の中心地への車の進入が禁止されていました。
周辺の駐車場も混雑していましたので
予定していたランチは変更して、
お昼過ぎには市内を離れ、帰路に着きました。
半日の松本見学でしたが、
別荘地内に引き籠もりがちな私には十分気分転換になった時間でした。