2014年11月30日日曜日

ミニログハウス

今年の夏、
東京の家の荷物を山荘にかなり運んできましたので、
離れのミニログハウスはその荷物で足の踏み場もない状態でした。

物置が出来上がるまでの辛抱でしたが、
なかなか出来上がらない物置にため息をつきつつ、
夏を過ごし、秋を迎え、紅葉が散る頃にやっと物置が完成しました。

それから少しずつ荷物を整理しながら物置に移動し、
やっとミニログも本来の姿になりました。

この12畳の離れは
今はほとんど夫のギター練習部屋として使われていますが、
一部私の作品を並べています。

今回東京から持ってきたステンドグラスの大作も仲間に加わりました。

孔雀のランプとお皿たち


ステンドグラスの三角錐のクリスマスランプは運搬中にランプの接続部分が取れてしまい、
やり方を変えて直しました。

丁寧にプチプチや布団にくるんで、動かない様に周囲に物を置いて運んだのですが、
それでも振動で歪んでしまったのかもしれません。
ショックでしたが、とにかく直って良かったです。

ステンドグラスのクリスマスツリー(三角錐)と展示棚


お皿やグラスは時々入れ替えます。

このお皿やグラスを見ながら次の作品作りを考えます・・・

離れのミニログハウスの展示棚 2014.11.30


2014年11月24日月曜日

商品の入れ替え

今日、私の器を置かせて頂いている
カフェ&レストラン「ポールズキッチン」に行って来ました。

クリスマスシーズンに向け、
商品の入れ替えをするためです。

クリスマスらしい赤や白の器を残し、
ツリーの飾り皿や壁掛けを展示してきました。

手に取って大きさや質感を感じて頂けますので、
お近くにお越しの際は是非お立ち寄りください。

私はいつものようにお店で
美味しいエスプレッソを頂いてきました。

ポールズキッチンはメルヘン街道(国道299号)沿い、
標高1,100m辺り、蓼科ビレッジ入口のちょっと下にあります(℡:0266-55-3773)。
( ポールズキッチンの場所→「ポールズキッチン」 
(★定休日は木曜、金曜日)

ポールズキッチンでの展示風景 2014.11.24



「赤いツリーの飾り皿」・・S(直径125㎜)とM(直径185㎜)があります



「白いツリーの壁掛け」 92㎜x172㎜




2014年11月23日日曜日

ダークフルーツケーキ

昨日、毎年作るダークフルーツケーキを作りました。
随分前にブランデーとラム酒にドライフルーツを漬け込んでおきましたので、
あとは材料を混ぜて焼くだけです。

今年は小さなパウンド型2本に分けて焼きました。

焼き上がりましたら
しばらく冷ましてからブランデーをたっぷり塗り、ねかせます。

クリスマスに頂くのが楽しみです。

「ダークフルーツケーキ」~サンタも楽しみに待っています 2014.11.23



2014年11月17日月曜日

バブルのお皿二種

新しいお皿をいろいろ作っています。

まずはバブルのお皿を二種類作りました。


一つ目は白と黒を中心にしたモノクロのバブルです。

バブルのお皿~モノクロ 直径約200㎜


真ん中の乳白色(半透明)のガラスと黒、白、グレーのバブル。

シックでモダンなお皿です。





二つ目は透明と不透明の空色のガラスをバブルにしました。


バブルのお皿~空色


爽やかでお洒落なお皿となりました。

ゴールドの折敷(おしき)にのせて・・



2014年11月12日水曜日

「カディスの赤い星」

読みたい、読みたいと思っていた「カディスの赤い星」を
やっと読みました。

逢坂 剛氏が1977年、会社勤めのかたわらに
1年がかりで書き上げた長編の処女作です。

当初は出版の目途が立たず、
その後作家になって
「暗殺者グラナダに死す」(1980年)などを発表してから6年後、
ようやく出版されましたが、
初稿を書き上げてから9年近い月日が経っていました。

そして1986年この「カディスの赤い星」で第96回直木賞を受賞しました。



まだ読んでいらっしゃらない方のために
あらすじはあまり書きませんが、
フリーのPRマンである主人公は
スペインの老ギター製作者に頼まれ、
かつて彼が所有していた著名なフラメンコギターを探すことになり、
様々な想像を絶する苦難に合います。

1975年のフランコ独裁政権末期のスペインも舞台になっていますが、
一昨年スペイン旅行の時に行った地名がいろいろ出てきて
とても懐かしく、一層この本に親しみを持ちました。

そして
 テンポの速いストーリー、思わぬ展開に引き込まれ
あっという間に読んでしまいました。

とても面白い本です。
秋の夜長にいかがでしょう。
お勧めの本です。

「カディスの赤い星」の舞台になったオリエンテ広場から見る王宮(マドリッド)
~スペイン旅行にて 2012.6.1撮影


私はスペイン旅行で、現地のガイドさんから
ガイドブックに載っていないような話をいろいろ聞くことができました。
そのどれも大変興味深く、
初めはそんなに興味のなかったスペインに段々魅せられていきました。

先日カタルーニャ地方の独立を問う投票が話題になりましたが、
バルセロナを州都とするカタルーニャ地方は
独自の歴史、文化、言語を育んできており、
その勤勉・質素な気質は一番スペインらしくないと言われるそうです。

フランコ時代はその固有の言語と文化を否定・弾圧されましたが、
フランコ死後1977年には念願の自治権を獲得し、
カスティーリャ語と並んでカタルーニャ語も公用語として復活させました。

私はそんなに海外旅行をしているわけではありませんが、
フランスやイタリアと違った味わいがスペインにはありました。
長く続いたイスラム支配の影響が残っているからでしょうか・・・


逢坂 剛氏のスペイン小説はまだいろいろありますので、
これから読むのを楽しみにしています。

「カディスの赤い星」の舞台にもなったグラナダのサクロモンテ 
~スペイン旅行にて 2012.6.4撮影


2014年11月10日月曜日

ガラスのクリスマス飾り

今年もクリスマスシーズンに向けて
ハンドメイドサイトに出品するクリスマスの飾りを作りました。


一つ目は定番の赤いツリーの飾り皿です。
一昨年から作り始めたもので、プレゼント用にと好評でした。

赤いツリーの飾り皿 直径125㎜


赤とオレンジのツリーの背景のクリアガラスは
エナメル絵具で少し白くして雪の感じを出し、
周囲には色とりどりのガラスチップを散らしました。
表面はほとんどフラットです。

可愛らしいツリーが出来上がりました。

背景のクリアガラスには白いエナメルで粉雪のような模様をつけてあります



今年は壁掛け用のツリーも作りました。

赤いガラスに白いツリーを焼き付けてあります。

赤い透明なガラスには雪に見立てた銀箔を散らしました。

ガラスに穴をあけてリボンを通してあります・・ 92㎜x172㎜、厚さ6㎜+α




綺麗な赤と真っ白なツリーの対比が美しい、お洒落な壁掛けです。


透明な赤のガラスに銀箔を散らしてあります



白いツリーと飾りの丸いガラスは少し出っ張っていて立体感があります。

ツリーと丸い飾りは出っ張っています


いくつもの試作を繰り返し、この形に落ち着きました。

時間がかかってしまいましたが、
クリスマスグッズの制作は楽しい作業です。
毎年新作を増やしていきたいと思います。



2014年11月2日日曜日

ほおずき大福

今日の午前中、富士見町に行く用事があり、
その帰りにJR富士見駅近くの「井筒屋菓子店」に寄ってきました。

このお店に食用ほおずきを包んだ大福があると聞いていたので、
一度食べてみたいと思っていたのです。

「ほおずき大福」は
ほおずきの皮をかぶったユーモラスな外見でした。

ほうずき大福外見 2014.11.2


半分に切ってみますと、
中に生の食用ほおずきが一粒丸ごと入っています。

柔らかい大福の皮と優しい甘さの白餡と
ほおずきの甘酸っぱさが合ってなかなか美味です。

ほおずき大福


一緒に売っていたマスカットのようなぶどうが入った
「ぶどう大福」も買ってきました。

こちらはほおずきほど
ぶどうの味のインパクトがありませんでしたが、
珍しい大福です。

ぶどう大福 2014.11.2


いちご大福が大ヒットしたことを思いますと、
大福の中にほおずきやぶどうなどのフルーツを包むことは
少しも意外なことではないんですね。

我が家では
夫が食用ほおずきを栽培してジャムを作ってくれますので、
私もほおずきが大好きになりました。

生でも冷凍してもジャムに加工しても美味しいほおずき。

でも
今年は天候不順で収穫が半減し、とても残念です・・・
来年は沢山採れるといいなと期待しています。

食用ほおずき