1月24日3時25分成田からメキシコのアエロメヒコ航空でメキシコシティへ。
約12時間25分のフライトです。
メキシコシティの空港で5時間半ほどの待ち時間を過ごして
同じアエロメヒコ航空でハバナのホセ・マルティ国際空港へ。
こちらは2時間45分ほどかかりました。
飛行機から見たメキシコのポポカテペトル山・・・噴火中です 2016.1.24
ー14時間の時差があるハバナ Habana には夜の10時過ぎに着き、
すぐ空港外にある両替所で円からキューバペソに両替したのですが、
並んで待っている間の寒かったこと。
私もツアーのお仲間も成田で着ていた薄手のダウンジャケットを着ていました。
エルニーニョ現象の影響で前日まで雨が降ったり、寒かったりと異常気象だったそうです。
翌25日から観光が始まり、まずはハバナの街を回ります。
ガイドは昨夜の両替所から同行してくれたキューバ人の男性です。
大阪外語大学でも日本語を勉強したというガイドさんは
日本語がペラペラです。
心配していたお天気は良好で最高気温も24℃くらいでちょうどいい感じです。
ハバナ旧市街・・クラシックカーがたくさん走っています 2016.1.25
初めに旧市街を通って
キューバを代表するラム酒のブランド、ハバナ・クラブ蒸留博物館へ。
中庭を通って2階に上がりジオラマ(模型)を見学します。
ハバナ・クラブの中庭・・・ステンドグラスがありました
ジオラマは
1930年のラム酒工場を精巧に再現しています。
サトウキビの刈り入れからそれを運ぶ蒸気機関車が走る様子を
横からと上から見ます。
昔のラム酒工場のジオラマ
その後
昔のラム酒製造道具や奴隷船の絵図などを見てから
バーでラム酒の試飲です。
私はアルコールがダメなので、味わえませんでしたが、
夫は7年物を飲みました。とても美味しかったそうです。
ハバナ・クラブのバーでラム酒の試飲 2016.1.25
後日、旅行中のドライブインでラム酒のミニボトルを購入しました。
透明なものから7年物までの5本セットで色がだんだん濃くなっています。
ボトルが可愛いので今はキッチンの棚に飾ってあります。
ハバナ・クラブのラム酒ミニボトルセット
次はヘミングウェイ博物館に行きました。
中には入れず、窓の外からの見学です。
ヘミングウェイ博物館の正面
アーネスト・ヘミングウェイ Ernest Hemingway は
1928年に初めてキューバを訪れて以来キューバに魅せられ、
1940年にキューバに移り住んで20年間をこの邸宅で過ごしました。
彼は「誰がために鐘は鳴る」の収入の半分のお金でこの家を建てたそうです。
そして「老人と海」などをここで執筆。
沢山の蔵書とハンティングした動物のはく製が各部屋に飾ってあります。
膝を怪我していたため座ることが苦痛で
立ったまま打っていたというタイプライターが本棚の上に置いてありました。
ヘミングウェイ邸の部屋
右の本箱の上に黒いタイプライターがあります
釣り好きのヘミングウェイは
家から望遠鏡で遠くの海の様子を見て、
船を出すかどうか決めていたそうです。
ヘミングウェイが使っていた望遠鏡
ヘミングウェイ邸から見る海
愛艇ピラール号も庭に展示されています。
そしてここにもクラシックカーが何台も止まっていました。
タクシーです。
ヘミングウェイは1960年にアメリカに帰国し、翌年猟銃自殺をします。
そして彼の遺言通り、この家はキューバ政府のものとなり、
内部はそのまま保存され博物館となりました。
博物館を出た後バスに戻り、
ランチをとるレストランに向かいます。
バスの中から大西洋を眺めます
次回は
ヘミングウェイお気に入りのレストランから始めたいと思います。
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