「熊野古道と伊勢神宮」旅行記の3回目です。
熊野那智大社と那智大滝 のあとは
ワイドビュー南紀に乗って「伊勢市」駅まで行き、
伊勢神宮を参拝しました。
伊勢神宮を参拝しました。
伊勢神宮とは
「内宮(ないくう)」と「外宮(げくう)」
及び
志摩半島を中心に点在する別宮(べつぐう)、摂社、末社など125社神社の総称です。
内宮と外宮の建物やお祭りはほとんど同じです。
伊勢神宮の参拝の順路は外宮からと、
伊勢神宮のHPに書いてありましたので、
駅から5分ほどの外宮へ。
もう3時半頃でしたが、人がいっぱいです。
◆◇◆
<外宮(豊受大神宮とようけだいじんぐう)>
食物や産業などをつかさどる豊受大神宮を祀っています。
参拝者は10月の時点で1,000万人を超え、過去最高となりましたが、
伊勢市は1,330万人を予想しているそうです。
20年に一度社殿を造り替える大祭です。
「遷宮」とは、
神社の正殿(しょうでん)を造営・修理したり新しく正殿を建てた場合に
御神体を遷すことで、
「式年」とは、
定められた年という意味で、
伊勢神宮の場合20年に一度行われます。
なぜ20年なのかについては
技術の継承が可能な期間という説や
穀物が貯蔵できる年数という説がありますが、定かではありません。
外宮参拝後、
「伊勢市」駅から「鳥羽」駅まで15分ほど乗り、
宿泊先のホテルへ。
「伊勢市」駅から「鳥羽」駅まで15分ほど乗り、
宿泊先のホテルへ。
◆◇◆
ホテルからまた「伊勢市」駅に来てバスに乗り
内宮に行きました。
<内宮(皇大神宮こうたいじんぐう)>
皇室の祖先としての神とされる天照大神(あまてらすおおみかみ)を祀っています。
持統天皇4年(690年)のことで
以来1,300年以上続いています。
武士の時代に120年以上途絶えたり、
第2次世界大戦後敗戦で4年延期になったりで、
今回は62回目となります。
「式年遷宮」で新しくするのは
正殿の他、
神の衣服、正殿の装飾や器物、周辺にある別宮社殿や鳥居です。
中心となる行事は
御神体の引越しですが、
今年は
内宮で10月2日、外宮で10月5日に執り行われました。
今回は東から西に御神体が移りました。
常にみずみずしさを尊ぶ神道の「常若(とこわか)」という考えとされます。
今回の遷宮の費用はおよそ570億円。
昔は寄進や税で賄ったそうですが、
明治初期から国が負担、運営し、
戦後は宗教法人伊勢神宮が
自己資金と全国からの寄進で賄っているそうです。
「伊勢市」駅から「名古屋」へ行き、
新幹線「のぞみ」に乗って東京に帰りました。
次回は内宮参拝後立ち寄った
「おはらい町」と「おかげ横丁」について書いてみたいと思います。
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