2019年10月23日水曜日

別荘地の紅葉と百人一首

台風19号は
広範囲に甚大な被害をもたらしました。
その被害の状況を目にする度に心が痛み、涙する時もありました。

亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈りいたします。
そして被災された方々にお見舞い申し上げます。
一日も早い復旧を願っています。


私は2か月振りに蓼科に来ました。

標高1600mの山荘周辺は紅葉が進み、
色づき、葉を落としています。

昨日は曇りでしたが、
夕方の散歩中、少し写真を撮ってきました。



ぼんやりした紅葉風景になってしまいましたが、
風情があって好きな景色です。



「小倉百人一首」にあるこの歌にぴったりです。

『奥山に 紅葉踏みわけ 鳴く鹿の
声聞く時ぞ 秋は悲しき』

【人里離れた奥山で、散り敷かれた紅葉を踏み分けながら、
雌鹿が恋しいと鳴いている雄の鹿の声を聞く時こそ、
いよいよ秋は悲しいものだと感じられる】

作者は三十六歌仙の一人、猿丸太夫です。
伝説の歌人で、
この歌も古今集では「詠み人知らず」として紹介されています。






秋は深まり、山は冬へと一気に駆け抜けます。



2019年10月6日日曜日

スペインタイルアート工房テレビ放映

昨日5日、私が通信講習を受けている
スペインタイルアート工房の東京教室(千代田区神田)が
テレビで紹介されました。

日本テレビの「ぶらり途中下車の旅」です。

可愛らしいハリネズミのオブジェ


教室はビルの4階にあり、
1階の入り口に案内板がありました。

 ビルの1階にあった案内板


教室の玄関を入ると壁一面に作品が並んでいます。

和風の物もあり素敵ですね


いろいろな作品を見ているだけでも楽しい(^^)/

 丸皿、ミラー、表札などいろいろあります


 教室代表の船戸洋子先生が案内して下さいました。
私がメールでいろいろ教えて頂いている先生です。
とても親切で優しい先生です。

教室代表の 船戸洋子先生


教室では生徒さんが制作中。
蓋物やスプーン置き等を作っていらっしゃいました。








船戸洋子先生の妹さんで、
陶芸家の船戸あやこ先生も作品の説明をして下さいました。

船戸あやこ先生


あやこ先生は
大学卒業後スペインに留学し、伝統的なタイルの絵付けを勉強されました。
その後作家としての独自の作風を確立し、
スペインの様々なコンテストで大賞や金賞を受賞。

スペイン滞在20年を機に帰国、日本で作家活動をされています。





私はタイルのような平面の物しか描いたことがありませんので、
立体的なものに興味津々でした。

何しろ色に透明感があり、綺麗で魅了されます。
スペインから取り寄せている白い粘土が
この美しい色を出してくれるそうです。

 ニワトリ


船戸あやこ先生の作品は
各地で開催される個展やインターネットで購入できます。




新作のアロマタイルもありました。
白く丸い部分(素焼き)にアロマオイルを沁み込ませて楽しみます。
色もとても綺麗で素敵です。

 アロマタイル


東京教室作品展「スペインタイルの装飾展2019」が
開催されます。

11月4日~11月10日
11時~18時30分(入場無料)
(初日は13時から。最終日は15時まで)
月光荘画室Ⅱ(東京都中央区銀座8-7-18 1F)

★期間中タイル絵付けのワークショップもあります。

きっと楽しい時間、空間を体験できることと思います。
ご興味のある方は是非ご参加下さい!

「スペインタイルの装飾展2019」案内葉書
・・【太陽がくれた花束】(船戸あやこ)