2016年2月24日水曜日

新しい豆皿(2)

新しく作った豆皿の続きです。

一枚目は山吹色に近いイエローです。

くっきりとしたイエローと白い模様ガラスのコントラストが美しい豆皿です。

チョコをのせて・・・






次は
落ち着いた色合いの藍緑色です。

透明の藍緑の豆皿


光を受けて映り込みが綺麗なお皿です。




今回の花柄は黄色い小花にしました。
アクセントに黄色いガラスチップも散らしてあります。






花柄の可愛いキャンドルホルダーとなります



最後は大人の雰囲気の若草色です。







大好きなナッツやレーズンを入れて・・・



サイズは各皿全て約77㎜角、高さ約16㎜


前回と合わせて8種類の豆皿を作りました。

小さいので作るのは簡単そうに思えても、
その小さいサイズを生かしたデザインに悩みます。

それでもこうやって出来上がってみると
どれもお気に入りの豆皿になりました。





2016年2月22日月曜日

新しい豆皿(1)

しばらくキューバ旅行記が続きましたが、
旅行記を書きながら豆皿も作っていました。

白い模様ガラスでクロス柄を作り、
四隅に色ガラスを配したデザインで6色、
花柄を焼き付けたもの2種類です。

今日はその半分をご紹介します。

小さな豆皿は
ちょっとしたお総菜、オリーブオイルやディップソースなどを入れるのに重宝します。

白い豆皿~オリーブオイルを入れてあります



また、
アクセサリーを置いたり、キャンドルホルダーとしても使えます。

着けていたアクセサリーをちょっと置く場として・・・



ブルーの豆皿


キャンドルホルダーとして・・



黒いバラを白い模様ガラスの向こうに咲かせました。

ブラックローズの豆皿



時計をのせて・・・



空色の豆皿


この豆皿は少し深さがあります。



サイズは全て約77㎜角、高さ約16㎜です。



女性に人気の豆皿。

何種類ものお料理を少しずつ盛って楽しむ、
そんなプチ贅沢を家庭でも味わいたいですね。

そしてせっかくの豆皿をお料理だけではなく
アクセサリーや時計、鍵などを置いたり、
キャンドルを灯してみたり・・・
使い道は沢山あります。

綺麗なガラスの豆皿。
仕舞い込まずにどんどん使って欲しいお皿です。



2016年2月18日木曜日

キューバ旅行記(終) (9)コヒマル

キューバ観光最終日は
ビーチリゾートのバラデロを出発してヘミングウェイゆかりの地、コヒマルに行きますが、
その途中のバクナヤグア橋を見学します。

バラデロから大西洋に沿ってバクナヤグア橋へ向かう


バスから見た街の様子 2016.1.28 


バラデロのホテルを出発して1時間ほどでバクナヤグア橋に着きました。
この橋は全長8Kmのユムリ渓谷に架かる橋で、
地上からの高さ112m、長さ313mでキューバ最長だそうです。

隣接した展望台で景色を眺めます。
バクナヤグア橋

展望台ではバンドが演奏していました。
キューバでは様々な場所で生演奏がつきものです。
ガイドさんもよく歌を口ずさんだり、ステップを踏んでいましたから、
音楽が大好きな国民性なのでしょう。





展望台の駐車場にはクラシックカーがズラリと並んでいます。



クラシックカーのタクシーは大人気ですので、
タクシーの運転手はかなりの収入があり、お金持ちとのことです。
クラシックカーを手に入れ、部品を交換してタクシーの運転手になる人が
ますます増えていくことと思います。

クラシックカーと記念撮影する観光客もいました


アメリカ車ではシボレーが一番多く、
アメリカ人も懐かしがってクラシックカーを見に来るそうです。







バクナヤグア橋の展望台を出てコヒマルに向けて出発です。

火力発電所


小さな漁村コヒマルに近づいて来ました。



コヒマル Cojimar はハバナの新市街から車で15分くらいの所で、
ヘミングウェイの愛艇ピラール号も当時はここに繋がれていたそうです。

海岸には小さな要塞があります。

コヒマル海岸



コヒマルは、ヘミングウェイの「老人と海」の舞台となった場所です。

小さな要塞


要塞の傍には村民たちが建てたというヘミングウェイの胸像があります。

アーネスト・ヘミングウェイの胸像

村の中を少し歩いて行くと
ヘミングウェイと一緒に船に乗っていたという船長の家がありました。
船長は2002年に104歳で亡くなりましたが、今はお孫さんが住んでいるそうです。


船長の家


お昼は「ラ・テラサ」で。
ヘミングウェイがコヒマルに来るたびに寄っていたというレストランです。


レストラン「ラ・テラサ」の建物


レストランの中にはヘミングウェイの指定席だったというテーブルがあります。

ヘミングウェイの指定席・・・レストラン「ラ・テラサ」


レストランの壁には有名な釣りの大会「ヘミングウェイカップ」での
ヘミングウェイとフィデル・カストロ前議長の写真などがたくさん飾ってありました。
カストロ前議長はヘミングウェイカップで優勝したことがあるそうです。

ヘミングウェイと優勝カップを持つフィデル・カストロ前議長


お食事にはブルー・ダイキリが付いています。

ブルー・ダイキリ


漁師のスープと

美味しいスープでした


白身魚のフライとキューバ風パエリアです。
水分が多く柔らかいパエリアですが、
味は良かったです。

キューバ風パエリア


デザートはお米を牛乳で煮たとても甘いおかゆで、シナモンをふってあります。

デザート

私はあまりお腹が空いていなかったので、
ラム酒抜きのブルー・ダイキリとスープを飲んで、
少しパエリアを頂いただけで充分でした。

その後はハバナの国際空港に向かい、いよいよ帰国の途に就きます。

飛行機から見るハバナ近郊

◇◆◇

ツアー日程7日のうち正味4日間のキューバ観光でしたが、
少しキューバのことが分かってきました。

国民の生活物資はものすごく安い値段の配給制で、配給所が街のあちこちにあります。
余裕があれば自由市場でも買うことが出来ます。

ハバナの街ではスマホを持っている人をたくさん見かけました。

教育と医療は無料です。
15歳以上の識字率は99.8%(2002年)、国民の大半は高等学校を卒業していますし、
キューバの医療水準は高いという事です。

通勤などのバスはぎゅうぎゅう詰めですので、
あちこちで自動車の相乗りの交渉をしていました。

建物の一部が欠けていたり、ペンキが剥げたりしたままのものが多かったのですが、
お金も物資も不足しているそうです。

自由化に伴い貧富の差が出てきていますが、
全体としては
貧しいけれど、のんびりゆったりして楽天的という印象です。

旅行者としては
物価が安く、治安が良いので助かります。
一方
一部ホテルのお湯の出が悪かったり、
地方のトイレ事情がまだまだだったりと、インフラ整備が待たれますし、
ホテルでのWi-Fiは有料で遅いなど、不便もあります。

それでもキューバは
予想以上の面白さと、驚き、奥の深さがあり、
不思議な魅力に満ちた国でした。

観光客の増加でホテルがなかなか取れないそうですし、
日本から直行便が無く、遠いのが難点ですが、
もう一度行ってみたい国です。

短い旅行なのに、長い旅行記となってしまいました。
最後まで読んで下さって有難うございます。


この旅行記を書くにあたって
ツアーのお仲間のO様からご提供頂いた写真を一部使わせて頂きました。
有難うございました。


今回使ったアエロメヒコ航空~成田空港にて 2016.1.30





2016年2月16日火曜日

キューバ旅行記 (8)バラデロ


1月27日、革命広場の次は
ランチの場所に移動しました。

南国風のコテージが点在する異国情緒たっぷりの所でした。



ランチをしたレストラン 2016.1.27


皆さん、ランチにビールです


ランチの後は
キューバ最大のビーチリゾート、バラデロに向かいます。

バラデロ Varadero は大西洋に向かって細長く伸びる半島で、
そのビーチは約28Kmにも及び、細かい白砂と遠浅の美しい海が続きます。

大西洋に細長く延びたバラデロ


1930年頃には
アメリカの大富豪デュポンをはじめ、お金持ちのアメリカ人が次々と別荘を建てましたが、
1959年に革命が起こると、オーナー達はマイアミに亡命。

残ったすべての別荘、美しいビーチがキューバ共和国のものとなり、
かつての別荘は観光客用の施設となったうえ、
今では
ヨーロッパの資本によって大型のリゾートホテルが次々と建てられています。

バラデロのゴルフ場


私達が宿泊したホテル「メリア・マリナ・バラデロ」も
前回の トリニダーのホテル と同じく all-inclusive で
宿泊料金に全ての飲食代が含まれています。

敷地がとても広く、施設も充実している大変良いホテルでした。

ヨットハーバーから見たホテル(メイン・エントランスとは反対側)


部屋はバスルームも広く、バスタブとは別に大きめのシャワー室があります。
海やプールで泳いだあと使うのに便利そうです。

宿泊したバラデロのホテルの部屋



部屋のバルコニーからすぐそばのプール、遠くにはビーチが見えます。

ホテルの部屋のバルコニーから見る西側の景色


部屋に荷物を置いて
ホテルの敷地を歩いてみました。

バラデロは海に突き出た細長い半島ですので、
ホテルからは西側と東側の海が見えます。

上の写真の西側の景色の反対側に降りてみますと、
綺麗なヨットハーバーが現れます。

ハーバーに沿っていろいろなお店が並び、その中のスーパーで買い物をしました。
そこはホテルに長期滞在する人向けのスーパーで、値段が高いという事でしたが、
以前ドライブインで買ったものと同じコーヒーが1/3の値段でした!

ヨットハーバー・・・沢山の綺麗なヨットが並んでいます


ヨットハーバー


ヨットハーバーから反対側に回って
ビーチの方に行きました。

もう4時半頃でしたが、泳いでいる人がいましたし、
ツアー仲間の女性は泳ぎ終わってビーチチェアで寛いでいました。
私も水着を持ってくればよかったと、つくづく後悔しました。




バラデロのホテルのビーチ・・まだ泳いでいる人が少しいました・・・午後4時半ごろ


キューバ政府が観光業に力を入れていることは知っていましたが、
これほど大規模で素晴らしいとは知りませんでした。

バラデロは国際空港があるハバナ市内から車で2時間ほど東にある所ですので、
海外からのリゾート客にとっても便利だと思います。

キューバを訪れる観光客は
カナダが一番で、次がドイツ。フランス人も多いそうです。
カナダは近いですし、直行便もありますので肯けます。

他のホテルや観光地でも英語より
ヨーロッパの言語(ドイツ語やフランス語以外も)を聞くことが多かった気がします。

アジアからの観光客は日本人が一番多く、
車や電化製品をキューバにたくさん輸出している中国や韓国の人達は少ないそうです。

このバラデロこそもっとゆっくりしていたい、
そんな思いを抱かせてくれたリゾートでした。


明日はバラデロに別れを告げ、
ヘミングウェイの「老人と海」の舞台となったコヒマルに行きます。

それで私達のキューバ旅行も終わりとなります。