2011年10月31日月曜日

リンゴのクイックブレッド

紅玉を沢山買ったので、紅玉のクイックブレッドを作りました。

甘酸っぱいリンゴの甘露煮と香ばしいくるみのクラム、
スパイシーな生地が美味しいお菓子パンです。
ケーキとパンの中間のような感じで、ちょっとお腹がすいた時に便利。

天板いっぱいに出来るので、半分くらい冷凍しておきます。
食べる時は自然解凍してオーブントースターで温めますと、
表面がかりっとして違った味わいが楽しめます。

クイックブレッド 2011.10.26 by Poran111
クイックブレッド

リンゴのクイックブレッドの基本レシピ
(材料) 28cmx28cmの天板1枚分
●リンゴ 4個、A(グラニュー糖 40g、レモン汁 大さじ1) 
☆リンゴは好みのもので良いが、水分が違うので加熱時間を調節する。
●<クラム>B(薄力粉 20g、ブラウンシュガー 30g)、無塩バター 20g、くるみ 30g
●<生地>無塩バター 100g、ブラウンシュガー 140g、卵 2個 
C(薄力粉 250g、ベーキングパウダー 小さじ2、シナモン・ナツメグ各少々)、牛乳 120cc
☆ブラウンシュガーがなければ褐色で精製度が低い三温糖などを使用。今回はきび砂糖を使用。
(作り方)
①皮をむいて芯を取り、八つに切ったリンゴとAを一緒に大きめの鍋に入れ、蓋をして中火にかける。
水気が出たら弱火にして15分くらい煮て水気を飛ばし、冷ます。
②クラムを作る。ボウルにBを入れて混ぜ、冷やしたバターを加えて指先でポロポロになるまで混ぜる。くるみを砕いて加  え、冷蔵庫に入れておく。
③別のボウルに生地のバターを入れてハンドミキサーなどで滑らかになるまで撹拌し、ブラウンシュガーを加えて混ぜる。
卵を溶いて2~3回に分けて加え、Cの粉類と牛乳を交互に入れて混ぜる。
④天板にオーブンシートを敷き、③の生地を均一に流して①のリンゴを並べる。②のクラムを散らし、180度のオーブンで約  30分焼く。
☆カロリーを考えるならバターや砂糖を調節する。

2011年10月30日日曜日

落花生味噌

夫の畑で落花生が沢山出来ましたので、
塩ゆでにしたり、落花生味噌にして
楽しんでいます。

落花生味噌は、
生落花生をじっくりゆっくり煎って、胡桃を加えてさらに煎り、
赤味噌、砂糖、はちみつ、みりんと合わせます。

塩ゆで落花生も、落花生味噌も
いくらでも食べてしまう程美味しい、この季節ならではの一品です。

2011年10月26日水曜日

長門牧場と女神湖へ

今日お天気がよかったので、ランディを連れて長門牧場と女神湖に行ってきました。

もう紅葉も終わりかけていますし平日なので、ほとんど人がいないだろうと思った長門牧場。
意外にも結構人がいて、ヤギやヒツジ、子牛と遊んでいました。

私達はいつものように牧場の奥の方に行って、ランディのリードを放してやりました。ランディはとても嬉しそうにピョンピョン走り回ります。

人がいないのでディスク遊びも少ししました。

長門牧場にて~ディスクを持ってくるランディ① 2011.10.26 by Poran111
夫が投げたディスクをしっかりくわえて戻って来ます。



長門牧場にて~ディスクを持って来るランディ② 2011.10.26 by Poran111
「は~い、持ってきたよ~」


長門牧場にて~ランディ 2011.10.26 by Poran111

「ごほうびは?」





長門牧場にて~ランディ 2011.10.26 by Poran111
「ペロリ・・・美味しいなぁ~
いつもはもらえないんだけど・・・。得しちゃった・・」



しばらくランディを遊ばせてから、女神湖に寄って山荘に帰って来ました。


女神湖の紅葉① 2011.10.26 by Poran111



女神湖の紅葉② 2011.10.26 by Poran111



女神湖の紅葉③ 2011.10.26 by Poran111


この辺りの紅葉はピークを過ぎ、葉を落とした木が多くなりました。
それでもカラ松の黄色がかったオレンジ色の中に赤や黄色が入り混じり、美しい紅葉を楽しむ事が出来ました。
晩秋から冬へ一気に季節が移っていきます。

2011年10月25日火曜日

贈り物

先日、家事評論家 吉沢久子さんの近著 


を紹介する文章が目にとまりました。

私はこの本を読んでいませんが、本の中で吉沢さんはこうおっしゃっているそうです。


「夫は『封建的なフェミニスト』。
女も仕事をすべきと書きながら、お茶も淹れない人でした。
口うるさくて勉強を教えてくれた指導者でもありました。」
 
夫が亡くなって初七日のとき、もう夫のご飯を作らなくてもいいんだと気付いた。

「ふわっと自由になったのです。この自由な気持ちはわがままだった夫からの贈り物でした。」


ちなみに、ご主人は文芸評論家の古谷綱武氏で1984年、75歳で亡くなられています。


吉沢久子「前向き」 by Poran111


吉沢久子さんの世代に限らず、私の世代でも「凄くよくわかる!」という声が聞こえます。


また知人からこんな話を聞きました。

ある男性は退職して家庭菜園をしながら家で過ごすことが多いのですが、
奥様は趣味や旅行に忙しく飛び回っています。
心配した友人達に、その男性は

「女房、達者で留守がいい」 とにっこり。




夫婦の形はそれぞれ・・・。千差万別です。同じものはありません。


高齢化まっしぐらの中、より多様な夫婦のスタイルが出来てくることでしょう。



ランディ…八方台へ 2011.10.17 by Poran111
山での暮らし・・いつもランディと一緒です♪


        

2011年10月23日日曜日

ウィーン工房 1903-1932

東京滞在中に行った2つ目の展覧会は、

このミュージアムには初めて行ったのですが、
2003年4月にパナソニック電工東京本社ビル建設を機に開館したというだけあって、
とても綺麗でした。

ウィーン工房は1903年ヨーゼフ・ホフマンらが設立したデザイナーと職人たちの企業集団で、
建築からインテリア、家具、照明、食器にいたるまでの生活芸術の装飾的な仕事を
一貫したスタイルで統一しようとする「総合芸術」をかかげて始まりました。

会場に入ってすぐ、とてもシンプルでモダンなデザインが目を引きます。

10.19ウィーン工房展パンフレット by Poran111

ウィーン工房の歴史は前期と後期に分けられますが、
前期は1903年の設立から第1次世界大戦開始までの約10年間。
その間はシンプルな装飾原理に基づいたデザインで、
同時代にヨーロッパ全土を席巻していたアール・ヌーボーとは一線を画します。



10.19ウィーン工房展「メニューホルダー」 by Poran111

ウィーン工房は1907年キャバレー・フレーダーマウスを開店。
最先端のモダンなインテリアに食器、カトラリーから食事のメニューやプログラムまで
統一してデザインされたレストランで、
これはその店のメニューホルダーです。



10.19ウィーン工房展「蓋付きの物入れ」 by Poran111



10.19ウィーン工房展「ゴブレット」 by Poran111


10.19ウィーン工房展ポストカード by Poran111
「モードウィーン1914-1915年」
木版一部水彩加筆
(ポストカード)






1910年工房はモード部門を開設しますが、
それと共に初期の特徴であった幾何学的でシンプルな装飾は次第に姿を消し、
過剰に装飾的なデザインが台頭します。


パナソニック電工汐留ミュージアムは会社が1990年代より収集、所蔵してきた
ジョルジュ・ルオーの油彩、版画作品を
広く鑑賞してもらうことを目的に開館したということですので、
ルオーの作品が一部展示されていました。

10.19パナソニック汐留ミュージアムポストカード by Poran111
パナソニック電工 汐留ミュージアム
ジョルジョ・ルオー「古びた町外れにて(台所)」1973年 (ポストカード)

これはその1点で、
聖書の「マルタとマリア」を題材にしたものだそうです。


東京にまた一つ素敵なミュージアムを見つけ、楽しみが増えました。


2011年10月22日土曜日

ヴェネツィア展

先週から10日間ほど一人で東京に行っていました。
私個人の用事を片づけるためですが、
その合間を縫って友人と展覧会に行ってきました。

一つ目は、両国の江戸東京博物館で開催されている「ヴェネツィア展」です。
ヴェネツィアは2007年に旅行しているので→
流れる映像が懐かしく、またヴェネツィアに行きたくなりました。


10.19ヴェネツィア展パンフレット by Poran111

このパンフレットに使われている絵は
「世界でもっとも美しい板絵」と言われるもので、
コッレール美術館所蔵の
「二人の貴婦人」(ヴィットーレ・カルパッチョ作 1450-95年頃)です。
当初、この二人の女性は高級娼婦とされていたのですが、
20世紀中頃ローマの古物商で発見された1枚の板絵が
この絵の上部だと判明されたことにより、
それが間違いであることがわかります。

その上部の板絵とは、
現在アメリカのポール・ゲッティ美術館にある
「潟(ラグーナ)での狩猟」です。

「二人の貴婦人」の左上の花瓶の花が茎で途切れていることが不自然で、
この上に続く板絵があるのでは?と思われていたそうですが、
「潟(ラグーナ)での狩猟」の発見により、
その花瓶の茎は百合の花へと続くことがわかりました。
そして、それまで高級娼婦だと思われていた御婦人達は、
狩猟をしている夫たちを待つ貴婦人と判明したのです。
高級娼婦と貴婦人、外見からではわからないということでしょうか・・・?

それはともかく、この板絵は戸棚の両扉の右半分らしく、
まだ所在の分からない左半分の板絵の発見が楽しみです。



10.19ヴェネツィア展パンフレット「サン・マルコのライオン」 by Poran111

これは同じ作者による「サン・マルコのライオン」(1516年 ドゥカーレ宮殿)です。
サン・マルコのライオンは前脚は陸地に、後ろ脚は海におろして
陸と海のヴェネツィアを守る聖人とされ、
共和国の主要なシンボルでした。

この他にもヴェネツィアの歴史やラグーナに建てられた館の模型、華麗なシャンデリアなど
ヴェネツィアの文化的成熟度の高さ、栄耀栄華を垣間見ることができる内容でした。



2011年10月7日金曜日

白駒池の紅葉

今日、お天気がよかったので白駒池に行ってきました。
山荘から車で20分です。
ドウダンツツジが燃えるように赤く、
まだ紅葉しきっていない周りの緑、
青い空とのコントラストが素晴らしく、
静かな水面に映る景色も
ため息を誘います。


★白駒池の紅葉①2011.10.7 by Poran111
                                                   白駒池の紅葉①2011.10.7





★白駒池の紅葉②2011.10.7 by Poran111


平日にもかかわらず、大勢の人が訪れていました。
「地元の新聞に紅葉が見頃だと載っていたので~」
という小諸からいらした女性二人と
少しお話ししましたら、
白駒池はパワースポットだそうで、
新緑の頃にもいらしたとか・・・







白駒池の紅葉③2011.10.7 by Poran111
                                             白駒池の紅葉④2011.10.7


夫は写真を撮るのに忙しそうでしたが、私はのんびり歩きながら、
2時間弱、紅葉を楽しんできました。


2011年10月4日火曜日

子犬達

今日、車山のペンション「青空の扉」 さんにお邪魔し、今年の8月9日に誕生したボーダーコリーの子犬達に会って来ました。

子犬はどの子も
可愛くて、可愛くて・・・。

6頭生まれたうち1頭はすでに近くのペンションに
貰われていったそうです。
茶色い男の子だけ手元に残ります。

子犬達は今日で生後56日目。
体重は3.4~4.2キロだそうで、
残りの子犬も皆、新しい家族が決まっています。
きっとどの家族からも可愛がられることでしょう。
幸せになって欲しいですね。

犬小屋の子犬達2011.10.4 by Poran111
子供用の犬小屋でじゃれあう子犬達 2011.10.4


ペンションのベランダに移動して日向ぼっこ。
サークルから出してしまうとあちこち行って収拾がつかなくなるので、
ひとまとめにしているそうです。
この子達を見ていると、ランディが我が家に来た頃を思い出しました。


ベランダの子犬達2011.10.4 by Poran111
ベランダでの子犬達 

母親のリックはランディより1ヶ月年上の3歳。
お母さんになったせいなのか、随分落ち着いて穏やかな風貌になっていました。
そして以前より痩せていました。
6頭の子にお乳をあげたり、子育てで体力を消耗したのでしょうね・・。
同じ3歳でも独身男のランディは相変わらず落ち着きがなく、
困ったものです。

リックと子犬達2011.10.4 by Poran111
リックと子犬達


この子犬達の様子は、「青空の扉」 さんのHPで紹介されていますので、興味のある方は可愛い子犬達の成長過程をご覧ください。
(HPの『オーナーの日記』 や、『子犬達は皆 家族が決まりました!』 に載っています)




子犬やリックとしばらく遊んだ後、白樺湖を通って秋の高原の景色を眺め、途中でお昼を食べてから山荘に帰りました。

白樺湖2011.10.4 by Poran111
車山から帰る途中の展望台から見る白樺湖  2011.10.4



白樺湖周辺はゴールデンアカシアがその名の通りゴールデンに色づき、とても綺麗でした。

ゴールデンアカシア2011.10.4 by Poran111
白樺湖近くのゴールデンアカシア 2011.10.4