私たちは6月28日夜パリに到着してから、7月18日午後ニースを発ってロンドンに向かうまでの21日間を上の地図のルートで移動しました。
パリ到着日からモンパルナス駅近くのホテルに泊まりました。そこに3泊してからモンサンミッシェルとトゥールに合計3泊して、また同じホテルに戻りパリ見物をしました。モンパルナス駅は私たちが行った西部や南部に行くTGV(特急)や在来線の発着駅なので、そのそばのホテルは大変便利でしたし、地下鉄の駅も2つ近くにあり、パリ見物にも便利でした。
パリに着いて2日目、朝からヴェルサイユ宮殿に行きました。ヴェルサイユはモンパルナス駅から電車で30分くらいのところにあります。宮殿の入場券は電車の切符と一緒に買ってあったのですが、30分くらい並びました。
待っている間、目の前の若いアメリカ人女性(夫とその家族と来ていた)が、並ばずに横入りした親子に怒ってひと悶着あり、その騒動の一部始終を見ている間に、時間は過ぎていきました。
宮殿はやたら広く、300年近く前の建物なので仕方ないのでしょうが、手入れが行き届いていない感じがしました。豪華できらびやかなイメージが強すぎたのかもしれません。
マリー・アントワネットはここの王室礼拝堂で結婚式を挙げましたが、フランス革命でパリのコンシェルジュリーに移されてしまいます。
有名な「鏡の回廊」は人でいっぱいでした。ルイ14世の生涯が描かれた天井画の下、クリスタルのシャンデリアと578枚の鏡がはめ込まれた回廊はさすが見ごたえがあります。
1919年6月28日、「ヴェルサイユ条約」(第1次世界大戦の講和条約)はここで調印されました。
ヴェルサイユ宮殿は、時間の制約があって行くかどうか悩んでいる人には、「行かなくてもいいと思う」って言いたいですね。
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