2009年2月8日日曜日

『それぞれの形へ』

今日、山荘から車で40分くらいの所にある「日本装飾美術学校」という専門学校の卒業制作展 に行って来ました。
たまたま長野のテレビニュースでこの制作展を知り、『それぞれの形へ』と題された、学生さんたちの作品を見たくなりました。
町中から離れた農村風景の中に綺麗な校舎が建っています。この奥には学生寮もあります。


壁画・モザイク、ステンドグラス、ガラス、木工、金属、陶磁の各工房(コース)があり、3年制(来年度から2年制)の学校です。

ステンドグラス工房

↑グリザイユによる絵付けの綺麗なパネル

 ↑可愛いランプシェード

  ↓グリザイユによる絵付けのステンドグラス。不思議な雰囲気のパネルです。

ガラス工房



金属工房

     
↑鉄板を打ち出して作った椅子は見た目が面白いだけではなく、座り心地もよく、見学者に人気がありました。


上のランプは鉄を熱しながらくねくね歪めて木のツルのように巻きつけて仕上げています。
制作者の男子学生によると鉄を熱する温度調節が難しかったそうです。

木工工房

このダイニングセットは木の温かみや手触りの優しさ、座りごごちの良さなど大変よく出来ていました。もう売れているそうです。制作者は女子学生です。  

モザイク工房 
モザイク工房の教室を見学。制作中の作品を見せてもらいました。これは天然石で作っています。


↓壁面に飾られたガラスタイルのモザイクです。

生徒数が少ないので作品も少なかったですが、それぞれ工夫を凝らし、丁寧に作っている様が伝わりました。制作者が作品の傍にいて、見学者の質問に答えてくれるのが良かったです。
山荘の近くにこのような学校があることを初めて知り、一般の人向けの教室も開催しているとのことなので、これからの楽しみになるかもしれません。              
    

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