2010年2月17日水曜日

初 自宅電気炉(キルン)

昨年末、迷いに迷ってとうとう自分用に電気炉を買ったものの、何もせずに1カ月以上過ぎてしまいました。
焼成に必要なガラスやビスクモールド(型)、離型剤などを本やネットで調べ、やっとネットで注文して手元に届いたのが2月初めです。


一番難しい焼成の温度管理は通っていたガラス教室の先生に教えてもらっていたので、まずはその通り焼成してみて、様子を見ることにします。
それぞれの電気炉や使うガラスによって微妙に温度や時間に違いが出てくるそうなので、焼いてみて記録を取り、自分の電気炉に合った温度と時間を見つけていきます。ですから当分は実験と思い、色々な色や形を試してみたいと思います。
教室ではガラスを選んでカットしてセットするまでは自分でしますが、焼成は先生がやっておいてくれました。



これからは焼成を自分でやるわけですが、マイコン付き小型電気炉なので、温度や時間の設定などきちんとセットしておけば、仕上げまで自動でやってくれます。ただしこれは陶芸用の窯なのでガラス用には少し工夫が必要です。
 ↑ カットした2層のガラスを丸い棚板に乗せたところ。周りにある3本のV字型は支柱でこの上にまた棚板を乗せ、もう一枚同時に焼いてみます。(フュージング)
 約14時間くらいかかりますので、次の工程は翌日になります。


熔着したガラスを素焼きのモールド(型)に乗せ、再度焼きます。(スランピング)
やはり同じくらい時間がかかるので、出来上がりは翌日になります。
いろいろ問題点は浮上しましたが、どうにかお皿になりました。↓


次に直径19cmのお皿を1枚だけ焼いてみました。

↑ 1層ずつ数色のガラスを組み合わせ、2層に重ねたガラスを焼いたもの。(フュージング)

↓ それを型に乗せて焼成してお皿の形にしたものです。(スランピング)
これも沢山の修正点が出て来ましたので、次回の作品作りに生かしたいと思います。



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