2014年6月6日金曜日

ハーモ美術館

昨日関東甲信越地方が梅雨入りしました。

昨日こちらは天気予報と違って雨はほとんど降らず、
梅雨入り?と思いましたが、
今日は降ったり止んだりのどんよりした一日です。

昨日蓼科も梅雨入りしました・・・今日は雨です 2014.6.6


庭の白花あやめ(山野草)も雨に濡れて・・・2014.6.6



そんな昨日、
買い物がてら茅野市民館図書室に本を借りに行きました。

その時展覧会のパンフレットを見ていましたら、
近くのハーモ美術館で「棟方志功展」が開催されていることを知り、
そのまま美術館に行って来ました。


ハーモ美術館 2014.6.5



諏訪湖に面したハーモ美術館は1990年に開館し、、
アンリー・ルソー、グランマ・モーゼス、ジョルジュ・ルオー等の作品を常設しています。

諏訪湖畔に建つハーモ美術館・・・パンフレットより



今回は棟方志功生誕110周年記念ということで、
1955年サンパウロ・ビエンナーレで版画部門最高賞を受賞した
「二菩薩釈迦十大弟子」などの板画や
肉筆画、油絵、書などが展示されていました。

「棟方志功展」パンフレット


棟方志功(1903-1975年)氏の制作風景や
故郷津軽への思いなどで構成された
40分に及ぶビデオが放映されていて
大変興味深く見ました。

左目を失明し、右目の視力も落ちたため
板画(志功氏は版画を板画と称しています)の板すれすれに
顔を近づけて制作する姿や
ねぶた祭りで楽しそうに踊る様子などを見ていると
あっという間に時間が過ぎてしまいました。

それにしても
津軽民謡や第九を歌いながら彫っていくそのスピードの速いこと!
よく指を怪我したり、下絵の線をはみ出したりしないものだと感心しました。
そしてとても楽しそうに彫っていました。


「二菩薩釈迦十大弟子」・・・パンフレットより



次に常設展を見ました。

アンリ・ルソーやグランマ・モーゼス等の作家の小品が展示されています。


アンリ・ルソー(1844-1910年)といえば
幻想的な熱帯植物のイメージが強いですが、
ここで見た作品は静かな風景画が多く、
その静謐で穏やかな色合いに
ルソーの違った魅力を楽しむことができ、満足でした。


「ラ・カルマニョール」(アンリ・ルソー)1893年油彩・・・ポストカード



「果樹園」(アンリ・ルソー)1886年油彩・・・パンフレットより



「マルヌ河畔」(アンリ・ルソー)1906年油彩・・・ポストカード




グランマ・モーゼス(モーゼスおばあちゃん)ことアンナ・メアリー・ロバートソン・モーゼスは
1860年ニューヨーク州グリニッジで生まれ、
12歳から農場で働き、同じ農場で働く農夫と結婚しました。
10人の子を産みますが、5人を幼くして亡くし、
5人の子を育てながら夫を助け、農業にいそしみます。
その後
70歳で夫が死去、75歳から本格的に絵を描き始めました。

当初彼女は
市で自家製ジャムなどと一緒に絵を並べていましたが、
アマチュアコレクターの目に留まり、
80歳にして初の個展を開き、翌年にはニューヨーク賞を受賞します。

そして101歳で生涯を閉じるまで絵筆を取っていました。


その生涯を見ていると、

「誰にでもいつでも始められるものがある。
そしてどこにいてもチャンスはある」

と、言っているようです。

「丘を越えて」(グランマ・モーゼス)1950年油彩・・・ポストカード




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