2011年2月10日木曜日

ガラスの加飾

電気炉から出てきたガラスにいろいろ手を加えることによって、作品の表情が豊かになり、同じ配色・形の器でも随分違った印象になります。

手の加え方には、
サンドブラスト(ガラスに砂を吹き付けてガラスの表面を削り模様をつけていく) 
②エッチング 
③カラー転写紙を使った絵付け 
④エナメル絵付け などがあります。
その他 表面を研磨して艶出しするという方法もあります。

①のサンドブラストは全体に施せばすりガラスの器のようになるのでとても興味があるのですが、専用の機械が必要ですので我が家ではできません。
 image from www.flickr.com  サンドブラストのグラス・・・安曇野アートヒルズミュージアムにて購入 



②のエッチングはステンドグラスでしたことはあるのですが、器にはまだ施していません。いずれやってみたいと思います。
 image from www.flickr.com エッチングによるバラの小箱(ステンドグラス) 2005.11.4制作


③のカラー転写紙は綺麗に絵がガラス焼きつきますが、既製品ですので、好みやサイズに限りがあります。
昔ステンドグラス教室に通っていた時、友人が白いガラスに熊の転写シートを焼き付けてくれましたので、それを使ってオルゴールを作ったことがあります。↓
image from www.flickr.com 熊の転写シートを焼き付けたオルゴール(ステンドグラス)2004年制作


その時いつか自分でも焼き付けてみようとクリスマス柄の転写シートを買っておきました。
その中のひとつを自作のお皿に焼きつけてみました。この転写シートは食器用ではないと思いますので、食品がのる表側ではなく裏側に焼き付けてあります。
image from www.flickr.com  透明ガラスの後ろにロウソク模様の転写紙を貼り、焼き付けました 2010.12月

 
 
転写シートを使ったものにポーセラーツというものがありますが、私も少し習った事があるので、次回お話したいと思います。 

こう考えて行くと、④のエナメル絵付けという方法が、手軽さ、表現の自由度でも一番いいのではないかと思いました。でも実際やってみるとこれもなかなか思うようにいかないものです・・・・ 
image from www.flickr.com エナメル絵付け勉強中 (波模様と黄色いまだら模様が絵付けです)


<参考資料>
キルンワーク
image from www.flickr.com

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