メルボルンの3日目、4月6日は
メルボルンの東約35Kmの所にあるダンデノン丘陵への半日ツアーに参加しました。
9時30分に運転手兼ガイドさんがホテルに迎えに来てくれ、
ガイド見習いの若い男性を含め総勢9人のツアーでした。
ダンデノンの丘を走る蒸気機関車パッフィン・ビリーに乗るのが目的です。
乗車時間までの間、森を散策したり、
カフェでユーカリの葉が入った紅茶とスコーンで一休みです。
ハーブティーのようなユーカリの葉入り紅茶 10時41分
ジャムとクリームをつけて頂くスコーンはとても美味しかったです
パッフィン・ビリー Puffing Billy は遠隔地開拓のために
1900年代初頭にオープンした鉄道ですが、
1950年代に山崩れなどで閉鎖。
しかし復活を望む声とボランティアによって、
保存鉄道として再スタートしたそうです。
可愛い蒸気機関車 パッフィン・ビリー 11時35分
現在は物資や家畜運搬用としての利用はなくなりましたが、
乗客数は飛躍的に伸びています。
今、パッフィン・ビリーはオーストラリアで
最も人々に親しまれている蒸気機関車であり、
昔のまま保存された鉄道として世界で有数のものです。
600人以上のボランティアのおかげで、
クリスマス以外連日運行されているそうです。
さていよいよ乗車です。
皆、窓に腰をかけて足を出し、出発を待ちます。
私達も窓から足を出して・・
こんなことは普通出来ませんので楽しいです^^ 11時32分
ユーカリの木やシダ類の中を走ったり、
木製の橋も渡りました。
20分強の乗車ですが、皆さん嬉しそうです。
BELGRAVE の駅で降りて
有名なパイ屋さん 「Pie in the Sky」 に寄りました。
混んでいるので中でパイを食べるのは時間的に無理ということで、
外のベンチで頂くことにしました。
パイのお店「 Pie in the Sky」 13時23分
店内・・持ち帰りも並びます
私は名物のビーフバーガンディとタンドリーチキンを買い、
夫とシェアしました。
ビーフも美味しかったですが、
私はスパイスが効いてパンチのあるタンドリーチキンの方が好みでした。
ビーフバーガンディ(奥)とタンドリーチキンのパイ
その後
標高663mのダンデノン山からメルボルンの街を眺めました。
ダンデノン山から見るメルボルンの街 13時55分
2時半頃ホテルまで送ってもらってツアーは終了です。
私達はホテルで休んで
4時少し過ぎメルボルンの街に行きました。
ホテルからトラムの駅に行く途中、
住宅街を抜けた後
フィッツロイ公園 FITZROY GARDEN という広い緑地を通ります。
何度か通りましたが、いつも静かで
手入れの行き届いた公園です。
大きな木が沢山あります。
公園の案内板には日本語もありました
木の下で本を読む人もいました
The Fairies' Tree
ミニチュアの Model Tudor Village
公園から2分ほどのビクトリア州議事堂前からトラムに乗り、
また中心地をぶらぶらして
そこから少し離れたイタリア料理店で
美味しい夕食の時間を過ごしました。
メルボルン最後の夜と思うと名残惜しいです。
ビクトリア州議事堂
◆
ガーデンシティとも呼ばれるメルボルン。
人口約453万人のオーストラリア第2の都市であり、
キャンベラができるまでオーストラリアの首都でした。
世界中からの移民が住む他民族都市でもあり、
そのため多くの国の美味しい料理を手軽に楽しめます。
そして
世界で一番住みやすい街に6年連続1位に選ばれているそうです。
食べ物は美味しく、緑豊かで治安も良く、人も親切、
他にも良い点が沢山あると思いますが、きっと住みやすい街なのでしょう。
そういう街で先日テロがあったことは本当に残念です。
(6月5日、銃を持った男がホテル型アパートに押し入って男性従業員1人を射殺、
女性1人を人質に立てこもり警察に発砲。
男は警察に射殺され、女性は保護されました。
警察はテロ事件として捜査中。)
翌日はいよいよシドニーに向けて出発です。
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