時折小雨がぱらつく生憎のお天気でしたが、上野の森はお花見客でいっぱいです。
平日のお昼なのに、サラリーマン風のグループが宴会を開いていましたし、家族連れ、若者のグループなど、みんな楽しそうでした。海外からの観光客も結構来ていました。
その人混みの中を通り抜け、東京都美術館で開催中の「生活と芸術ーアーツ&クラフツ展」を見て来ました。
19世紀後半にイギリスで興ったデザイン運動の広がりを、ウィリアム・モリスを中心とするイギリス、ウィーン工房が輝いたヨーロッパ、柳宗悦らの日本の民芸運動までたどった展示会です。
柳宗悦らが昭和初期に建てた「三国荘(みくにそう)」の再現もありました。日本の民芸に興味のある方には見応えがあるかもしれません。私はウィリアム・モリスのいくつかのファブリック、クリストファー・ウォールのステンドグラス「聖アグネス」、オットー・ヴァーグナーの「郵便貯金局会議室のアームチェア」、ヨーゼフ・ホフマンの「カトラリー」などが印象に残りました。
日本の美術館は写真が撮れず残念です。
平日でしたが、来場者が多く、人々の関心を集めている展示会なのだと思いました。
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