山荘から車で1時間弱の所に岡谷スカラ座のシネマコンプレックスがあります。
先週と今日、そこで映画を観てきました。
先週は「英国王のスピーチ」、今日は「ブラック・スワン」です。
どちらもアカデミー賞を受賞した話題の作品ですので、ご覧になった方も多いと思います。
それで簡単な感想を・・・。
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「英国王のスピーチ」はアカデミー賞作品賞受賞作品で、イギリス王ジョージ6世(現エリザベス女王の父君)が吃音症と苦しみながら向き合い、ナチスドイツとの開戦前夜大事なスピーチを無事やり遂げられるか・・・という史実をもとにした映画です。
英国王ジョージ5世の次男という生い立ちでありながら吃音のため人前に出ることを嫌う内気な王子が、長男であるエドワード8世がかねてから交際していたシンプソン夫人との結婚を選んだため、ジョージ6世として即位する事になります。
エドワード8世とシンプソン夫人については「王冠を賭けた恋」として私も知っていました。シンプソン夫人は離婚歴のあるアメリカ人という程度の知識でしたが、この映画ではかなり奔放な女性として描かれており、ちょっと驚きました。事実そうだったようですね。
そして2006年の「クィーン」もそうですが、イギリス王室の内幕をこうやって映画化出来る事に感心。日本の皇室ではあり得ないでしょうね。淡々とした映画でしたが、いい映画でした。
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今日観て来た「ブラック・スワン」はナタリー・ポートマンが最優秀主演女優賞を受賞した作品です。
「白鳥の湖」のプリマの座を射止めたニナ(ナタリー・ポートマン)は優等生タイプのバレリーナ。純真な白鳥を演じることはできても、邪悪で官能的な黒鳥を演じることはハードルの高すぎる挑戦でした。
娘を寵愛し期待する元ダンサーの母親、女好きの振付師、ニナと対照的で黒鳥役が似合う奔放なダンサー、リリーなど、よくある設定ですが、黒鳥になりきるために格闘するニナの妄想と現実とが入り混じって、サスペンス風というかホラーっぽいというか、観ている方も心理的に追い詰められて、ハラハラドキドキする映画でした。面白かったです。
それにしてもバレリーナって爪先立ってあれだけ踊るのですから、凄いですね・・。
『ブラック・スワン』ご覧になったのですね。観ようかどうしようか迷い続けています。
返信削除ちょっと(かなり?)怖いという意見も読んだりして。
体力的に充実している時じゃないと、受け止められなさそうです・・・
それで、先々週もさんざん迷った末「塔の上のラプンツェル」に収まったわけです。
「ブラック・スワン」は怖いですね。
返信削除カメラワークもアップが多く、またエロチックな場面も多々あり、疲れました(笑)心身ともに元気な時に観たほうがいいかもしれません。
ディズニーは絵も音楽もストーリーもとてもいいので、私も大好きです。何回見ても楽しいし、夢を与えてくれますね。
charanさんコメントテストします。
返信削除charanさん、なかなかコメントがいかなくて
返信削除難儀しておりましたが、どうにかいったようです。
「ブラック・スワン」は私も観ました。
怖かったですね~。しかし女優のナタリーポートマンは
子役のころから見ていますが素敵な大人の女性に
成長しましたね。バレエもプロのようですね。
賞をいただくのは納得でした。
dorinさん、コメント有難うございます。
返信削除TypePadと勝手が違うので、ご迷惑をおかけしました。
ナタリー・ポートマンは子供の頃から活躍していたんですね。
知りませんでした。バレエは随分練習したようですね。
今までは東京に帰った時に映画を観ていたのですが、こちらにもシネコンがあるとわかり、楽しみが増えました(^_^)/~
ここ数日はは孫の世話に追われてぐったりです。今も右手でトトロの絵を描き、左手でキーボードを叩いています(笑)
英国王のスピーチは私も見たいと思っていた映画です。
返信削除「クィーン」を見たとき、同じことを思いました。
お孫さん可愛いですねぇ。 笑顔に思わずこちらも
微笑んでしまいます。
自然いっぱい、愛情いっぱいのランディ、おじいさん
おばあさんに囲まれて幸せなお孫さん!!
55okeikoさん、
返信削除コメント有難うございます。
英国王のスピーチは特にドラマティックなところはないのですが、いい映画でした。私は夫君を大きく見守るジョージ六世の王妃が好きでした。
これから孫を東京に連れて帰ります。
孫にとって山でのランディとの生活が良い体験となっていますように・・と願っています。