2012年6月27日水曜日

スペイン旅行(5)セゴビアSegovia

国立ソフィア王妃芸術センターの次は、
セゴビアに向かいました。

その途中、道路のはるか向こうに十字架が見えました。
かなり離れた所からでもこれだけはっきり見えるのですから、
近づいたらどれほど大きい事か・・・

これはフランコ将軍のお墓です。
将軍と家族が眠っています。

フランコは国のトップに立ったので、
王族の墓に入りたかったのですが、王族ではないので入れません。
それで王族の墓を見下ろす場所に巨大な十字架を立てて
お墓を作ったのです・・・


フランコ将軍の墓(十字架) 2012.6.1 by Poran111
フランコ将軍の墓(十字架) 2012.6.1 (バスの中より撮影)


この十字架を見て走ること40分、セゴビアに着きました。

セゴビアSegoviaは
マドリッドから北西へ95Km、標高1002mの高地にある城塞都市です。
15世紀にはカスティーリャ王国の中心地として、
歴史上重要な役割を果たした所でもあります。

まずは巨大な水道橋に向かいました。
この水道橋はヨーロッパ各地に残るローマ水道橋の中でも
最も美しい橋の一つと言われています。

この橋は紀元1世紀頃に、
15km離れたアセベダ川の水を町まで引くために作られ、1884年まで供給されていました。
全長728m、最も高い所で約29m。
いかなる接合剤も使わず、花崗岩のブロックを積み重ねるだけで、
2段のアーチ型の橋が作られています。
わずかな高低差を計算して作った当時のローマ人の文明、技術の高さに驚かされます。
1928年には同じ所に水道管が設置され、間接的ではありますが、
現在も水路として利用されています。

ローマの水道橋はフランスで ポン・デュ・ガール を4年前に見ましたが、
あちらは郊外でしたが、セゴビアは市街地にありますし、
実際に使われていて興味深いものでした。

水道橋①  2012.6.1 by Poran111


次はカテドラルの前を通り、アルカサルに行きました。
カテドラルに向かう途中の家々の壁には
レースのような模様が彫られていて
エキゾチックでした。



カテドラルは
1521年のコムネロスの反乱によって破壊されたものを
1525年カルロス1世によって再建が開始され1577年に完成したものです。
その外観は
王侯貴族の女性のドレス・・・ウエストをキュッと絞りふわっと広がるスカート・・・
に似ていることから
「カテドラルの貴婦人」と呼ばれています。
優雅な佇まいです。

カテドラル  2012.6.1 by Poran111
カテドラル 2012.6.1・・・「カテドラルの貴婦人」と呼ばれる



アルカサルは
エレスマ川とクラモレス川が合流する地点に聳える岩山の上に立つお城です。
ここはディズニーの「白雪姫」のお城のモデルとなった所でもあり、
見覚えのあるような姿が目の前に現れます。

アルカサル 2012.6.1 by Poran111
アルカサル 2012.6.1・・・「白雪姫」のお城のモデル

アルカサルはローマ時代の要塞があった所に
13世紀初めに城が築かれて以降、数世紀にわたり歴代の王達によって増改築されました。
イサベル女王の即位式やフェリペ2世の結婚式もここで行われました。



アルカサルの天井 by Poran111


IMG_1464★アルカサル室内トリミング by Poran111


私の好きなタイルがいろいろありましたので、いくつか写真に撮って来ました。

アルカサルのタイル① by Poran111



アルカサルのタイル② by Poran111




アルカサルのタイル③ by Poran111



アルカサルから見下ろす庭 by Poran111

アルカサルから見下ろす風景は
緑の木々と草原に囲まれた美しい街並みや
少し離れた所にぽつんと立つ男子修道院などが静かに広がっていました。
この修道院では年老いた修道者7人が世間との関わりを絶って
院内ですべてを賄い、祈りの日々を過ごしているそうです。

アルカサルから見る街の風景  2012.6.1 by Poran111


次回は王家の保養地アランフェスです。


4 件のコメント:

  1. 丁寧な説明、きれいな写真・・・私も一緒に旅行しているかのように楽しんでいます。
    ヨーロッパは建物一つが絵になりそう。色使いも違いますよね。
    これからのcharanさんの作品が楽しみです。
    今朝のニュースでスペインは40度を超す猛暑とのこと、旅行中大丈夫でしたか?

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  2. 55okeikoさん
    南スペインは日差しが強かったです。でも湿気がないので木陰に入れば涼しいですし、そんなに汗をかくという感じではなかったですね。7,8月は40度いくでしょうが、早く暑くなっているんですね・・

    マドリッドはガイドさんの話が面白くていろいろ記憶に残っており、長いブログになってしまいました(;一_一)  その後は記憶も薄れ、写真ばかりになってしまうかもしれません・・(笑)
    自分の旅の記録として残しておきたい気持ちもあるので、印象に残った所は思い出しながら書いて行きたいですね。フランス旅行記も長々と書いていましたが、後で読んでみると懐かしく、色々な思いが浮かんできます。昔のアルバムのようなものですね。

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  3. charanさん
     charanさんの写真もあって~~
     嬉しいわ~~もっとUPしてください。
     ちゃんとした・・・旅の本みたいね~
     良くお書きに成れますこと・・・
     感心して読んだり~
     見たり・・・楽しいです。
     タイルが有名なんですね。
     お庭もタイル模様ですね~

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  4. Kappaさん、
    わからない程度に時々charanも登場します・・・(*^。^*)
    スペインはイスラム教徒に800年近く支配されていましたから、イスラムの影響が残っています。
    それがタイルなどの模様にもあります。アップした写真がイスラム風なのかわかりませんが、こういう絵タイルが好きなのでついつい写真に撮ってしまいますね^^

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