2013年4月25日木曜日

日光

先週の金曜日19日から日光~東北へと旅してきました。
最終日は東京の家で1泊、合計4泊して蓼科に戻ってきました。
夫がすべて運転、総走行距離1,720Kmです。
ご苦労様でした。

旅行中の天候は
3日目の遠野で冷たい雪に降られましたが、
それ以外は曇りや晴れのまあまあのお天気でした。

◆◇◆

初日19日は8時頃ランディをいつものペットホテルへ。
ここは広い庭で放し飼いで遊ばせてくれますし、
他の預かり犬も大勢いて、
いつも山でのんびり暮らしているランディにとっては
良い社会勉強にもなります。


ペットホテルでのランディ 2013.4.19 by Poran111

ペットホテルを後にして、
高速を走り、
「いろは坂」をくねくね上って中禅寺湖へ。

ランチは
湖畔にある中禅寺湖金谷ホテル直営カフェのユーコンで
百年カレーを頂きました。
ココナッツ風味の優しい味のカレーです。

中禅寺湖金谷ホテル直営カフェ ユーコン by Poran111




ユーコンの百年カレー by Poran111



食後に寄った中禅寺湖はすごい風で早々に退散。

そのまま華厳の滝を見に行きました。
この辺りから外国人観光客が多くなります。
中国、欧米諸国の人たちが多かったように思います。

華厳の滝は
中禅寺湖の水が大岸壁から97m下へ流れ落ちるもので、
和歌山県の「那智の滝」、茨城県の「袋田の滝」と共に
日本三大名瀑とも呼ばれます。


華厳の滝 by Poran111
華厳の滝


次は「いろは坂」を下って
世界遺産「日光東照宮」へ行きました。
関東近辺の方は日光に何度も行かれた方が多いと思いますが、
私は初めてでした。
日光に行った事がないと言いますと、いつも驚かれました。

私が小学生の頃、
私の前年までの6年生は日光が修学旅行でしたので、
私の周りのほとんどの人は少なくとも小学生で日光に行っていました。
でも私の学年から小学校の修学旅行は軽井沢になりました。
確か、軽井沢に区の保養所が出来たことが変更理由だったと記憶しています。

その後、この歳になるまで日光へ足を向けることなく過ごしてきました。
それで今回の日光観光は楽しみでした。


日光東照宮の杉並木 by Poran111


葵のご紋の東照宮入り口

日光東照宮入口 2013.4.19 by Poran111
日光東照宮入り口 2013.4.19


日光山内は奈良時代に開かれ、
山岳信仰の霊場として信仰を集めていましたが、
その中の東照宮は、
徳川家康を祀り、三代将軍家光によって現在の姿になりました。


東照宮一ノ鳥居 by Poran111
家康は
1616年駿府城(静岡市)で75歳の生涯を終え、久能山に埋葬されますが、
遺言により翌1617年現在の地、東照宮に移されました。

陰陽道に影響を受けた家康は、
江戸から見て「宇宙の中心」である北極星の方角を選び、
そこから幕府の安泰、日本全土の平和を守ろうとしました。


東照宮五重塔 by Poran111



東照宮の表門 by Poran111


東照宮表門の仁王像 by Poran111




東照宮表門の裏側にある像 by Poran111



表門を過ぎるとすぐ左手に神厩舎(しんきゅうしゃ)があります。
この神厩舎には猿の彫刻が8面彫ってありますが、
それは
猿は馬を守る動物であるという伝承からのようです。
その中に有名な「三猿」の彫刻があります。

東照宮の神厩舎 by Poran111


8構図の猿の彫刻は猿の一生を描いています。
その中の三猿(見ざる、言わざる、聞かざる)の彫刻は
2番目の幼年期の場面となります。
「子供は悪いことを見ない、言わない、聞かない方がよい」
という教えです。


神厩舎の三猿 by Poran111


神厩舎を過ぎると
陽明門、拝殿・本殿、眠り猫のいる東廻廊へと続きます。

陽明門は
「日が暮れるのも忘れるほど見惚れた」と言われ、
別名「日暮門」と呼ばれます。

華やかな装飾の中には
500もの彫刻が施されているそうです。

東照宮の陽明門 by Poran111



陽明門の謎の隋身像 by Poran111


陽明門の装飾(日光東照宮) by Poran111



陽明門の装飾 (日光東照宮) by Poran111



東廻廊(眠り猫のある所)の装飾(日光東照宮) by Poran111


東照宮の後は
二荒山(ふたらさん)神社を見学して
塩原温泉の旅館へ向かいました。


次回は旅行2日目の平泉中尊寺と毛越寺です。



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