昨日11月3日文化の日、松本に行ってきました。
松本市美術館で開催されている「草間彌生」展が4日までなので
駆け込みで行くことにしました。
折角松本まで行くのですから他に見たいところがないか調べてみますと、
カトリック松本教会での「聖書人形展」、旧開智学校校舎や旧司祭館など
皆近い所にあるので行ってみることにしました。
まずは「草間彌生 永遠の永遠の永遠」へ。
9時半頃に美術館に着いたのですが、既に満車で少し待ちました。
松本市美術館で開催されている「草間彌生」展が4日までなので
駆け込みで行くことにしました。
折角松本まで行くのですから他に見たいところがないか調べてみますと、
カトリック松本教会での「聖書人形展」、旧開智学校校舎や旧司祭館など
皆近い所にあるので行ってみることにしました。
まずは「草間彌生 永遠の永遠の永遠」へ。
9時半頃に美術館に着いたのですが、既に満車で少し待ちました。
10歳頃から繰り返し襲われる幻覚や幻聴から逃れるため
幻覚や幻聴を描きとめる絵を描き始めます。
それは水玉や網目模様をモチーフにした幻想的な絵となりますが、
10歳の時鉛筆で描いた自画像にも全体に水玉模様がありました。
幻覚の苦しさから常に死を願いますが、
母親には理解されませんでした。
その後松本、東京での個展を経て
1957年親の反対を押し切って単身渡米します。
在米中
絵画、ソフトスカルプチャー、コラージュ、版画、
環境芸術、野外彫刻、映像など多岐にわたる作品を発表します。
1973年パートナーであったジョゼフ・コーネル氏が死去、
草間さんは日本に帰国します。
死の床にあったコーネル氏は
「死は怖くない。隣の部屋に行くようなものだ」と
草間さんに言ったそうです。
私は草間さんの作品というと真っ先に南瓜を思い浮かべるのですが、
草間さんの実家に大きな南瓜がたくさんあったのが、
南瓜を描くきっかけとなったそうです。
「愛はとこしえ」(2004年~2007年50点)、
「わが永遠の魂」(2009年~2012年7月時点で190点超の中から64点)
などがありました。
今入院しながら絵を描いています。
重ね塗りする為に下の絵の具が乾く時間が必要なのですが、
乾かすための一晩を待つのさえ待ちきれないそうです。
80歳を過ぎてなお精力的に描き続ける草間さんの姿には
何か不思議な力が秘められているような気がしてなりませんでした。
「聖書人形展」を見てきました。
小さな人形で表現しています。
真っ暗な部屋で人形にだけライトが当てられ、
数ヶ国語の説明がついていました。
人形も衣装も舞台もシンプルですが
そのシーンの様子がよく表現されていると思いました。
製作者の杉岡広子さんは
洋裁や服飾デザインを学んだ後、アマチュア劇団で舞台衣装を担当。
1998年カリフォルニア・ルーテル聖書学院で2年間聖書を学びます。
その後近畿福音ルーテル教会牧師の杉岡氏と結婚。
2001年聖書人形を作り始めます。
2002年宣教師としてタイに赴任の決まったご主人と
お子さん二人と一緒にバンコクに移住しました。
2009年3月日本に帰国。
その後も各地でバイブルドール・ミニストーリー展を開催されています。
今回集まった募金は
彼女が洋裁を教えていた「恵みの家」(シングルマザーの家 バンコク)へ
寄付されるそうです。
松本教会から車で数分の所に旧開智学校校舎があり、
その隣には現在の開智小学校が建っています。
旧開智学校(小学校)は1872年(明治5年)の学制発布を受け、
同年5月に廃寺を利用して開校しましたが、
明治9年、東京の開成学校を模した校舎が新しく建設されました。
90年間使用された後、女鳥羽川のほとりから現在地に移築復元。
近代の学校建築として最初の重要文化財に指定されています。
東西南北の風見鶏を配した八角塔がそびえ、
各窓に舶来のギヤマンを取り付けた白亜の広大華麗な校舎でした。
和風と洋風を組み合わせた擬洋風建築で、
当時大きな建物は松本城くらいでしたので、
人々は大層驚いたことでしょう。
工事費の約7割を松本町民が寄付したそうですが、
教育にかける人々の熱意が伝わります。
旧開智小学校校舎のすぐ隣に
松本カトリック教会の旧司祭館が移築されていました。
アーリーアメリカン風の建物で
内部は各部屋に暖炉があったり、洒落た家具が置いてありました。
この日は「まつもと市民祭」があり、街の中心地への車の進入が禁止されていました。
周辺の駐車場も混雑していましたので
予定していたランチは変更して、
お昼過ぎには市内を離れ、帰路に着きました。
半日の松本見学でしたが、
別荘地内に引き籠もりがちな私には十分気分転換になった時間でした。
各窓に舶来のギヤマンを取り付けた白亜の広大華麗な校舎でした。
和風と洋風を組み合わせた擬洋風建築で、
当時大きな建物は松本城くらいでしたので、
人々は大層驚いたことでしょう。
工事費の約7割を松本町民が寄付したそうですが、
教育にかける人々の熱意が伝わります。
松本カトリック教会の旧司祭館が移築されていました。
アーリーアメリカン風の建物で
内部は各部屋に暖炉があったり、洒落た家具が置いてありました。
この日は「まつもと市民祭」があり、街の中心地への車の進入が禁止されていました。
周辺の駐車場も混雑していましたので
予定していたランチは変更して、
お昼過ぎには市内を離れ、帰路に着きました。
半日の松本見学でしたが、
別荘地内に引き籠もりがちな私には十分気分転換になった時間でした。
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