2008年8月15日金曜日

フランス・ロンドン旅行~アヴィニョン周辺(2)



その後、レ・ボー・ド・プロヴァンスに行き、レ・ボーの城塞を歩いて来ました。何の知識もなく行った所でしたが、なかなかいい所でした。
岩と灌木の野原に900m×200mの台地があり、そこにレ・ボー一族が10世紀に難攻不落の居城を築きました。上の写真の頂上の赤い旗がある辺りです。
あちこちにある城塞都市と同じく、よくまあこんな所に、こんな狭い道しかない町を作ったなーと思います。だから難攻不落なのでしょうが・・・。

レ・ボーの城砦から車で少し行った所に、かつて石切り場だった所があり、現在はバーのようなカフェのような所になっていました。外は30度を超える暑さでしたが、この中はひんやりとして寒いくらいです。↓



次にポン・デュ・ガールに行きました。


ポン・デュ・ガールはガルトン川に架かるローマ時代の水道橋です。
紀元前19年、ローマ帝国はユゼスの山地を水源としてニームに水を流すため、約50kmの導水路を建設します。その高低差わずか17m。
それでも水が滞りなく流れるように、平均1kmあたり24cmのわずかな勾配をつけて造られています。当時の設計・建設技術は凄いですね。 
 現在導水路で残されているのはこのポン・デュ・ガールのみで、高さ48m、長さ490mという巨大な水道橋です。
3層のアーチで構成されており、積み上げられた石材の重さは合計5万トンを超えます。
下から見ても2層目の上から見ても壮大な建造物です。
一見の価値があります。

その水道橋の下を流れるガルトン川で泳ぐ人たち。きれいな水で気持ちよさそうでした。


その後、それぞれホテル近くまで送ってもらい、ミニバン・ツアーは終わりました。

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