7月6日モンパルナス駅から約1時間電車に乗ってシャルトルに行ってきました。
駅から歩いて15分くらいでノートルダム大聖堂です。
シャルトル・ブルーと言われる美しいステンドグラス。
光の射す時間によってその印象が変わると思いますが、10時半くらいから13時くらいまでの間にも少しずつ変わっていきました。
とてもきれいです。
晴れた日の午後遅くが一番美しいそうですが、午前中の柔らかい光を受けたやさしい青も良かったです。
4世紀半ばより聖母マリア信仰の巡礼地として栄えた古都シャルトル。
その大聖堂には15世紀に造られた聖母マリアとキリストの像があります。
像は金糸で作られた豪華な衣装をまとい、周りにはシャンデリアやろうそくの灯が点され、像に向かって祈る人が絶えません。
11時にはミサがあり、荘厳なパイプオルガンの音、美しい歌による朗読があり、思わず聞き惚れてしまいました。
この世界遺産の聖堂も、現実にミサが執り行われ、今も人々の祈りの場となっていることを再認識しました。
正面入り口にあるバラ窓は、直径約14mあり「最後の審判」を表しています。
聖堂の中に入った時、ちょうど「美しき絵ガラスの聖母」の聖母のところに光が当たっていて、不思議な気がしました。
周りの赤がとても綺麗で聖母子を浮かび上がらせています。
写真がぶれて残念ですが雰囲気は伝わっていると思うのですが・・・。ノートルダム大聖堂は4世紀に建造されたと言われ、その後再建と焼失を繰り返し、現存する大半は12~13世紀に建てられました。
長くそびえる2本の塔は左右違う造りです。向って右の鐘塔は12世紀ロマネスク、左が16世紀に再建されたゴシック様式です。
シャルトル広場から見た大聖堂です。
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