モンマルトルの丘のサクレ・クール寺院は1870年の普仏戦争と1871年のパリ・コミューンで没した兵士たちを悼み、カトリック教徒の心を癒す目的で建てられました。サクレ・クールとは「聖なる心」という意味です。
私たちが行った時はちょうどミサ中で写真を撮ることができませんでしたが、天井のモザイク画も思った以上に素晴らしいものでした。次はオペラ・ガルニエに行きました。1875年ナポレオン3世の発案で生まれた通称「オペラ座」。
当時無名だった建築家シャルル・ガルニエが171人の応募者から選ばれ、古典からバロックまで様々な建築様式が混在する豪奢な建物を建てました。重さ7トンのシャンデリアの上にはシャガールの「夢の花束」が描かれています。
1964年制作のこの天井画はオペラの名作をイメージしたシーンが描かれているとか・・・。
私にはどの名作かわかりませんが、シャガールらしい色彩と幻想的な絵は、重厚で豪華なオペラ座の中で、明るく夢のような雰囲気を出していました。
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