アヴィニョンはちょうど演劇祭と重なり、とても賑やかでした。
アヴィニョン・サントル駅を出て目の前の城門をくぐると、旧市街に入ります。
城門を入ってすぐのところに本屋のワゴンがたくさん出ていました。演劇関係の本が並んでいます。
アヴィニョンはローマに代わるカトリックの中心地として栄華を極めることになり、この宮殿もかなり贅沢なもののようでしたが、今はただ広いだけのがらんとした空間です。1789年の大革命の際に聖像等も略奪、破壊されてしまったのです。
それにしても、教皇の御座所として、こんなに広く(豪華で)なくてもよいのにと思ってしまいました。それほど広いのです。
古いシャンソンで歌われる「アヴィニョン橋」は「サン・ベネゼ橋」といい、12世紀、羊飼いのベネゼが「ローヌ川に橋を架けよ」という神のお告げを聞き、神がかりの変人と馬鹿にされながらも、協力者を得、1188年に橋を造ります。
その後、度重なるローヌ川の氾濫で橋は流されますが、その都度再建されました。
しかし17世紀に崩壊した後は、そまま放置され、現在は4本の橋桁と聖ベネゼを祀るサン・ニコラ礼拝堂を残すのみとなっています。
見学者は橋の終わりまで行くことができます。
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