12世紀ゴシック建築の最高峰とされ、「バラ窓」と呼ばれる3つの大きなステンドグラスがあります。
↓これは北の「バラ窓」で全体に青白く見えます。北側は光が弱いので、光が通りやすいように全体に白いガラスを使っているので、そのように見えるようです。
南は強い光が差し込むので、色の濃い赤いガラスが使われ、赤い「バラ窓」となっています。 直径13メートルもあります。3つ目は正面入り口真上にあり、直径9.6mと少し小ぶりです。どちらも写真がぶれてしまって掲載できず、残念です。
ルイ7世の時代、パリ司教シュリーによって1163年着工され、約170年を費やして完成しました。
それまでの教会と違って窓が大きく、ステンドグラスの採用、巨大な内部、空へと伸びる塔は中世の人々を驚かせました。
しかし、18世紀キリスト教に反対する人々の攻撃を受け、内部やステンドグラス、彫刻が破壊されてしまいます。
フランス革命では司教がギロチンの刑に処せられてしまいますが、革命後1802年、ナポレオンは正式にこの大聖堂を教会に返し、2年後、皇帝としての戴冠式を行っています。
こんな模様のステンドグラスもありました。
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